免疫はカラダの自然な治癒力

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免疫はカラダの自然な治癒力
 
私たちが、健康な暮らしを営んでいくうえで、欠くことのできないしくみ、「免疫」。
この「免疫」は、人間のカラダが本来もつ、自然な治癒力なのです。
 
≪人間が本来もつ力「免疫力」≫
 
人のカラダを病気から安全に守るしくみ、それが免疫です。
免疫とは、カラダに入ってきた外敵であるウイルスや病原菌を攻撃して、無害にしてしまう働きのことなのです。
免疫のメカニズムは誰にでも備わっているもので、精密で巧妙にできています。
 
免疫は、体内に侵入した敵を攻撃するだけでなく、監視したり、防御したり、共存したりと、さまざまな役割をもつのです。
 
そもそも「免疫」という言葉は、ある種の感染症に対する「二度かかりなし」という意味で広く使われてきましたが、今日では、生体防御反応のしくみとして理解されるようになりました。
さらに、感染症だけではなく、アレルギーやがんなどの予防や治療などにも発展して研究されています。
 
かぜをひいたときにくしゃみが出たり、熱が出るという経験がありますよね。
これは免疫による作用です。
外敵であるウイルスを外に捨てるための鼻水、ウイルスに反撃をしているための熱なのです。
こうして薬を飲むことなくかぜが治っていく、そんなカラダ本来が持つ治癒力が免疫なのです。
 
≪免疫力には個人差がある≫
 
しかし、同じかぜでも鼻水が出る程度で治ってしまうこともあれば、熱にうなされて何日も寝込んでしまうこともありますね。
また、かぜをひきやすい人もいれば、丈夫な人もいます。
これは、そのときの免疫のパワーや個人差によるものです。
 
免疫は誰にでもあるカラダの機能でありながら、その能力には大きな違いがあります。
免疫力は、老化やストレスによってダウンしやすく、逆に笑うことでアップすることもわかってきました。
 
そして、もっとも注目されているのが、免疫力には栄養の不足や過剰が大きな影響を与えているということです。
 
現在では、各種の栄養素や食品成分が免疫のしくみや能力に大きな影響を及ぼすこともわかってきました。
 
免疫のしくみを知って、人間が本来もつ内なる治癒力を伸ばしていきましょう。
「免疫力を上げるコツ より」
 
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ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。
蛋白質核酸の生合成を推進しますので、免疫学的な効果、たとえば抗体(蛋白質]産生が強化されても不思議ではありません。
 
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
 
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめです。
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、進行すると動脈硬化心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
 
ビタミンB12について