睡眠を促す食べ方って?

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睡眠を促す食べ方って?
 
疲れたカラダと心をリフレッシュしてくれる睡眠は、私たちの大事な宝物。
ここでは、そんな大切な睡眠を助ける食事の方法について考えます。
 
ここでは、脳とカラダの両方の休息時間として欠かすことができない睡眠を快適にする食べ方のポイントを紹介します。
 
≪眠っていても活動中≫
 
睡眠は量(時間)と質の確保が重要です。
というのも、睡眠中のほうが内臓は活発に動いているからです。
これはカラダを安静にすることで、カラダが消化吸収の活動に専念できるからです。
 
一方、脳や全身の筋肉はリラックスしています。
深い眠りにつくことで、疲労の解消や精神的なストレスを軽減する効果が高くなり、同時にホルモンも多く分泌され、新陳代謝が行われます。
 
睡眠は、食事で得た栄養をカラダで十分活かすための役割をもっているのです。
 
≪快眠を促す2つのポイント≫
 
最近になって、食品に含まれる睡眠を促す効果のある物質などがわかってきましたが、含有量が少ないために一般的に食べている量ではその効果が得にくいのが実情です。
したがって快眠にはできるだけ「睡眠をじゃまするようなことをしない」ことのほうが重要なのです。
以下に快眠のポイントを2つあげます。
・寝る前の食事は軽めに。
ただし抜くのは逆効果。
・睡眠を妨げることをしない。
 
≪眠りと目覚めの関係≫
 
私たちのカラダは「眠っている状態」と「眠っていない状態」の2つが天秤にかけられたようにして成立しています。
つまり、睡眠とは「眠っている状態」が重く、「眠っていない状態」が軽くなっているときのことなのです。
深い眠りから時間が経過すると、徐々に「眠っている状態」が軽くなり、眠りが浅くなってきます。
そして、「眠っている状態」が「眠っていない状態」より軽くなると「目覚め」るのです。
 
ですから、「眠っていない状態」を重くしてしまう食べ物をたくさん食べてしまうと、睡眠が浅くなったり睡眠時間が短くなってしまうのです。
 
≪睡眠を妨げるものって何?≫
 
睡眠を妨げるものとして、よく知られているのがカフェインです。
 
カフェインは「眠っていない状態」を重くする効果があります。
コーヒー等のカフェインを多く含むドリンク類は、就寝時間の2時間前ぐらいまでにしておきましょう。
 
また、塩分の多いものも、睡眠を妨げます。
塩分は、血中塩分濃度を上げるために、のどが渇いたり、あるいは水分を飲み過ぎて途中で目覚める原因になるのです。
 
そのほか、脂肪分の多い食事も、消化に時間がかかるので長時間胃腸が活動してしまい睡眠が浅くなる原因になります。
 
≪お酒もほどほどに≫
 
お酒は眠りを誘う反面、肝臓でアルコールを分解するために眠りが浅くなります。
飲酒による生理現象でのどが乾いたり、トイレに行きたくなって目覚めることも。
 
しかも、アルコールにカラダが慣れてしまって、お酒に強くなり、少量では眠気を感じなくなることもあります。
お酒の量が増えてしまうと、別の健康上の問題を起こすこともあるので注意したいですね。
 
≪寝る前にホットミルクを一杯どうぞ≫
 
何となく寝つきが悪いとき、ホットミルクをすすめられた経験はありませんか?
快眠には、自律神経のリラックスとカラダの内部があたたまっていることが不可欠といわれています。
そしてこの2つを同時に満たせるのがあたたかい飲物なのです。
 
安眠にホットミルクがすすめられるのには、2つ理由があります。
1つはあたたかいこと、もう1つは牛乳に含まれる栄養成分です。
牛乳には神経鎮静効果のあるカルシウムが豊富で、なおかつ睡眠を促す物質の材料であるトリプトファンが多いのです。
 
専門家の間では、各種成分よりも“あたたかさ”による効果の方が格段に高いと考えられています。
これは、栄養素による効果が飲んですぐ得られるわけではないのに比べ、飲物のあたたかさは、カラダをあたためる即効性が高いからです。
お茶やうどん・鍋ものといったものなら、牛乳が苦手な人でも利用できますね。
甘い味にも神経の緊張を緩和する効果があるので、ホットココアもいいでしょう。
「免疫力を上げるコツ より」
 
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ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。
蛋白質核酸の生合成を推進しますので、免疫学的な効果、たとえば抗体(蛋白質]産生が強化されても不思議ではありません。
 
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
 
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめです。
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、進行すると動脈硬化心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
 
ビタミンB12について