からだが硬い人は、疲れやすい人!?

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からだが硬い人は、疲れやすい人!?
 
たとえば手や指先っていうのは、普段の生活の中でよく使う部分です。
使う頻度が高い割に、比較的痛めにくいでしょう。
これが「正常な可動域は、よく使うことによって保たれる」ということを実証しています。
 
逆にいうと、使われなくなっている場所が問題で、そこが「サビ」の発症しやすいところです。
外反母趾になったり、からだに左右差ができたりする人が多くなっているのは、足の親指を動かす機会が減ったことで、そこがだんだん退化し、からだの重心が偏ってしまっているからなのです。
 
現代人は特に、スポーツでもしない限り、手を高く上げたり、後ろに大きく回したりという動きをほとんどしないし、手の先のほうだけ動かせばすむような生活になりがちで、肩甲骨をしっかり動かす機会が少なくなってしまっています。
 
ところで、ここ数年ずっと、ヨガがブームです。
これは、からだを動かさないと関節の老化、からだの老化が早くなるということに、みんなが気づきはじめているから起きたものだと思います。
ヨガはいわゆるスポーツとは違って、生涯にわたって自分のからだと向かい合い、適切にからだを動かしていくことで、からだが本来もっている力を引き出していこうとするものです。
 
極端にからだを使わなくてすむようになってきた現状に対する、「ちゃんとからだを使いたい」という、からだそのものからの要求なのです。
 
よく「赤ちゃんは骨折しにくい」といわれますが、それは、焼き鳥でいう「軟骨」にあたる部分が多いからなのです。
つまり、小さい子の骨は、しなやかで柔らかいということです。
 
小学校の低学年くらいまでは、背中で組んだ手を後ろから前にもってこられる子が、クラスに必ずいたでしょう。
座ったまま足を持ち上げて、かかとを首の後ろに回せる子もいました。
 
それが、成長するにつれて関節の可動域が制限されてくると、だんだん首や肩が回らなくなっていきます。
つまり、からだがサビて硬くなります。
 
その結果、ちょっとした行動や移動もおっくうになります。
それは、普通ならなんでもない頼まれごとが、足を折っていたり大ケガをしていると、ものすごく負担になるのと一緒です。
動くのが負担になり、人に動かされたるのも負担になります。
そうすると人は、疲れてしまいます。
 
ただし、これは単純に成長に伴ってからだが完成し、子どものころよりからだが硬くなっていくから「サビる」「疲れる」というわけではありません。
その人が使うべきものを使っていないから、動かせる範囲が狭まるということなのです。
 
こうして関節の可動域が制限されて「硬くなってしまったからだ」、つまり「サビてしまったからだ」をそのままにしておくと、どこかで必ず不具合が出てきてしまいます。
「『疲れないからだ』のつくり方 より」
 
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ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。
蛋白質核酸の生合成を推進しますので、免疫学的な効果、たとえば抗体(蛋白質]産生が強化されても不思議ではありません。
 
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
 
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめです。
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、進行すると動脈硬化心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
 
ビタミンB12について