細菌やウイルスと戦う血液の免疫力 -風邪は夜より昼に発病しやすい-

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細菌やウイルスと戦う血液の免疫力 -風邪は夜より昼に発病しやすい-
 
◎免疫力を担うのは白血球
 
免疫力とは、細菌やウイルスといった外敵と戦う力のことです。
細菌やウイルスはどこから入ってくるかわからないため、守備軍である免疫力を全身に張りめぐらす必要があります。
となると、血液循環に勝るものはありません。
 
血液の細胞成分である血球には、赤血球、白血球、血小板がありますが、このうち免疫力にかかわっているのは白血球です。
白血球が担っている免疫力は、2段構えになっています。
1段目は細菌専門の顆粒球です。
2段目はウイルス専門の殺し屋であるリンパ球です。
 
顆粒球は、パトカーが町中を巡回するように、全身をパトロールしています。
細菌が侵入すると、すぐに駆けつけて、細菌を食い殺して殺菌効果を発揮します。
 
しかし、侵入するのは細菌だけではありません。
ウイルスも侵入してきます。
ウイルスが相手では、顆粒球だけでは力不足です。
そこで登場するのが、重装備のようなリンパ球です。
 
◎昼と夜で働く自律神経が異なる
 
おもしろいことに、顆粒球とリンパ球は、それぞれ支配する自律神経が違います。
顆粒球を支配するのは緊張の交感神経、リンパ球を支配するのは休息の副交感神経です。
 
交感神経が支配するというのは、顆粒球が増えてリンパ球が減るということです。
いっぽう、副交感神経が支配するというのは、顆粒球が減ってリンパ球が増えるということです。
そして、顆粒球は細菌に強いがウイルスには弱く、リンパ球はウイルスに強いが細菌には弱いのです。
 
たとえば、細菌を原因とする扁桃腺炎のような病気は、副交感神経が支配する夜から明け方にかけて多く発病します。
逆に、ウイルスを原因とする風邪やインフルエンザは、交感神経が活発に働く昼間に多く発病する傾向があるのです。
 
こうした血液と免疫の関係を知っておくと、治療に非常に役立ちます。
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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