スポーツ選手は風邪を引きやすい?!-免疫が逆に体を攻撃する-

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スポーツ選手は風邪を引きやすい?!-免疫が逆に体を攻撃する-
 
◎運動後に筋肉痛が起きる理由
 
意外と思われるでしょうが、スポーツ選手は風邪を引きやすいのです。
その理由は、白血球にあります。
 
免疫の主役は白血球ですが、白血球はつねに活発に働いているわけでなく、普段は眠っているような状態にあります。
しかし、細菌やウイルスなどの外敵が侵入すると、それを合図に活性化され、免疫という戦いを始めます。
 
外敵を退治する方法は、顆粒球もリンパ球もほぼ同じですが、場合によっては猛毒の活性酸素を使います。
活性酸素の効果はバツグンですが、この活性酸素がつくられすぎると、健全な細胞まで殺すことがあります。
 
たとえば、運動不足の人が急に激しい運動をすると筋肉痛になります。
これは、白血球が激しい運動を外敵の襲来と勘違いして、活性酸素を大量につくったからです。
 
◎ソフトな運動を毎日繰り返そう
 
さらに困ったことは、激しい運動を外敵の襲来と勘違いした脳は、その被害をすこしでも軽くするために、副腎皮質に対し、ストレスホルモンである糖質コルチコイドの分泌を指令します。
 
このホルモンにはリンパ球の数を減らす作用があるといわれており、これが分泌されると、ウイルスに対する免疫力がガクンと落ちます。
風邪の主役はウイルスですから、いくら強靭な肉体を誇るスポーツ選手でも参ってしまいます。
その結果、風邪を引きやすくなると考えられます。
 
では、運動のすべてが悪いのかといえば、そうではありません。
スポーツ選手が行なうような激しい運動をふつうの人が急に行なうことがよくないのです。
ソフトな運動であれば、猛毒の活性酸素の量も少なくなり、筋肉痛も減ります。
 
また、毎日繰り返すことによって、運動を外敵やストレスの襲来とまちがえなくなりますから、ストレスホルモンの分泌量が減り、ウイルス対策の免疫も威力十分となります。
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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