血液循環に欠かせない4つの器官-上手に生きるための連携プレー-

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血液循環に欠かせない4つの器官-上手に生きるための連携プレー-
 
◎燃焼にかかわる3つの器官
 
私たちのからだの構造は、血液循環の視点で見ると、3つの内蔵機能(呼吸器、消化器、泌尿器)と総司令部()に分けることができます。
そして、これら4つの重要器官がスムーズに働かないと病気になり、死亡することもあります。
 
それぞれを簡単に説明しましょう。
 
▼呼吸器……機械を動かす燃料を燃焼させるには酸素が必要です。人間の場合、その酸素は呼吸器から取り込みます。
▼消化器……燃料にあたる炭水化物やタンパク質、脂肪などの栄養分は、消化器から取り込みます。
 
つまり、呼吸器と消化器は、燃料を取り込んで燃焼させる窓口であり、この2つの機能が低下すると、燃料不足となって健康を維持することができなくなります。
 
▼泌尿器……燃焼には燃えカスがつきものです。人体はきわめて巧妙につくられていますが、残念ながら、この燃えカスだけはどうしても体内で処理できないため、体外に捨てなければなりません。それが、排尿というかたちで行なわれるのです。
 
この3つの内蔵機能がしっかりと働いてくれれば、肉体を健康に保つことは可能です。つまり、ただ生きることだけは可能ということです。
 
◎脳は上手に生きるための要
 
しかし、人間は、ただ生きるだけでなく、上手に生きる必要があります。
そのためには脳の働きが不可欠です。
 
▼脳(総司令部)……何しろ大食いの器官です。脳の仕事は多岐にわたっているため、それだけ多くのエネルギーを必要とするのでしょう。その大量のエネルギーはどこからくるのかといえば、血液循環で補給されます。
 
つまり、呼吸器、消化器、泌尿器がしっかり働いてこそ、脳も健全に働けるのです。
記憶力の低下に悩む方は、まず脳トレを考えたりするかもしれませんが、血液循環の原点にもどって、呼吸器、消化器、泌尿器の状態に気を配ってください。
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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