腎臓病-気づいたときには手遅れ-

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腎臓病-気づいたときには手遅れ-
 
◎腎臓は老化しやすい臓器
 
ソラマメ型の腎臓のなかには、血管の塊が無数にあります。
腎臓は、全体が血管の塊のような臓器なのです。
 
血管には、加齢とともに老いるという宿命があります。
そうした血管が集まる腎臓も非常に老いやすく、人間の体内で最高の老化速度を誇っている()ようです。
 
では、なぜ、それほど多くの血管が腎臓に集まっているのでしょうか。
それは、腎臓が血液の濾過装置だからです。
血液循環で回収してきた老廃物をどうやって始末するかといえば、多くの場合、尿とともに体外に捨てています。
この働きをしているのが腎臓です。
 
腎臓は、体の各部で生じた老廃物と、まだまだ役に立つ物質との仕分けをするわけですが、家庭ゴミの分別が難しいのと同じように、体内の不要品と必要品の仕分けも困難を極めます。
 
でも、腎臓は黙々と、無数の血管から運び込まれる物質をていねいに仕分けしているのです。
 
こんな難事業をこなす臓器が、ひとたび病に侵されたら、さあ、大変です。
たちまち不要品が山積みになって、生命活動さえ危うくなります。
それが腎不全であり、尿毒症なのです。
 
◎濾過作業がいちばん大変なのは塩分
 
ここまでわかったら、躊躇は無用です。
一刻も速く腎臓をラクにしなければなりません。
それには、減塩がきわめて有効です。
というのも、腎臓の濾過作業のなかで、もっとも苦労するのが塩分だからです。
 
塩分は生命活動になくてはならない物質ですが、多すぎると高血圧や老化の誘発物質に変わります。
塩分は諸刃の剣なのです。
減塩すれば、塩分の仕分け作業が減るため、腎臓はずいぶんラクになります。
 
ただ、腎臓を休ませるために、体を休ませてばかりいてはダメです。
腎臓は血管の塊ですから、血管の11本が強く元気でなければ、腎臓全体の機能が低下してしまいます。
 
減塩食と日常の小動きがあってこそ、腎臓は救われるのです。
救われた腎臓は、老化や高血圧、糖尿病などと戦いながら、濾過作業を上手にこなしてくれます。
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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