歯周病-動脈硬化も引き起こしかねない-

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歯周病動脈硬化も引き起こしかねない-
 
歯周病対策はとにかく歯磨き!
 
口のなかには、さまざまな細菌が存在します。
これを「口腔内常在細菌叢」といいます。
この細菌は悪者ではなく、自分の縄張りを守って、悪い細菌の侵入を防いでいるのです。
 
でも、歯磨きが十分でないなど、口腔内の環境が不衛生になると、事情は一変します。
常在細菌のバランスがくずれて、悪い細菌が増加するようになるのです。
 
もちろん、血液循環が良好で、免疫力が十分にあれば、こうした細菌は排除されます。
しかし、循環機能が低下し、免疫力が落ちると、悪い細菌が増殖を始め、歯肉や歯根の組織内の深くに侵入して、炎症と組織破壊を繰り返します。
この繰り返しが歯周病を進行させていくのです。
 
また、最近の研究では、歯周病の悪影響が動脈硬化や早産にもおよぶことがわかってきました。
 
歯周病対策は、1に歯磨き、2に歯磨き、34、がなくて5に歯磨きです。
とにかく、歯の11本をていねいに、しっかりと磨くことが大切です。
そのためには、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシなども必要です。
 
◎正しい歯の磨き方を身につける
 
歯磨きのコツは、歯ブラシを強く押しあてすぎないことです。
強く押しあてて磨くと、ブラシの毛先が曲がって、歯と歯のあいだの溝や歯周ポケットをきれいにすることができないからです。
 
また、歯ブラシは、ゆっくりとていねいに動かします。
動きが速すぎると、歯ブラシの毛先が歯と歯のあいだの溝や歯周ポケットを飛び越えて、やはり清掃が不十分になるからです。
 
さらに、歯肉部位をマッサージします。
歯周に発生した細菌感染は、循環不良の産物です。
歯肉部位のマッサージをすることで循環が改善され、病的細菌が住み着きにくくなるだけでなく、やがては退散します。
 
最近の調査では、歯磨き時間は3分が平均値のようです。
でも、3分程度の歯磨きでは、歯周病を退治することは不可能です。
歯磨きの目安は、2030分です。
朝の忙しい時間ではとても無理、という方には、入浴時の歯磨きをおすすめします。
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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