朝食抜きは肥満のもと

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朝食抜きは肥満のもと
 
ジェットコースターが好きな人は、上がっていくときの高揚感がたまらないといいます。
いよいよこれからはじまるぞ、と思うと血がたぎってくるようです。
また、ガァーッと下がっていくときのフアッとした感じが好きという人もいます。
 
朝食を抜くと、体の中をジェットコースターが走ります。
といったら、びっくりするでしょう。
ジェットコースターのように体の中で上がったり下がったりするのは、血糖値です。
前日の夕食から朝食までの間が1日の中でもっとも長い空腹時間です。
 
朝食を抜いたまま昼食を食べると、血糖値が一気に上がります。
空きっ腹に甘いものを食べたと同じような状況になるからです。
特別に甘いものではなく、普通の食事をしているのに、まるで甘いもの(砂糖がたっぷりのお菓子のようなもの)を食べたと同じ状態になるのです。
そして、砂糖をたっぷり使ったお菓子のような食べもの(実際は違うのですが)で上がった血糖値は2時間から4時間後には急降下するのです。
 
血糖値が急降下すると、お腹がすいたことになりますから、何か食べたくなります。
今度は本当に甘いものが食べたくなります。
甘いものをここで食べると血糖値はまた急上昇します。
そして再び24時間後に急降下する。
これがくり返されます。
朝食を抜いただけなのに、ジェットコースターが体の中を突っ走るようになるのです。
 
これが習慣になってしまうと、血糖値を下げる(血糖をエネルギーとして体の中に取り込む)インスリンが脳に糖分をとるように指示をひんぱんに送るようになります。
そして、ついには脳が暴走をはじめ、肥満街道をまっしぐらという状態になります。
 
朝食を抜いただけでこんな状況が起こるのです。
肥満は長寿の何よりの大敵です。
 
食べないことが肥満を招くわけです。
朝食は絶対に抜いてはいけません。
100歳までホケない101の方法 脳とこころのアンチエイジング より」
 
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ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
 
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。
 
栄養をニューロンに補給するのに役立つグリア細胞というのがあります。
アインシュタインの脳には、ニューロン1本あたりのグリア細胞が多かったという報告もあります。
 
≪ビタミンB12で脳の機能低下防止と対策!≫
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

◆ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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