レインボーベジタブルを知っていますか?

イメージ 1
レインボーベジタブルを知っていますか?
 
たとえば、野菜。
野菜は色で分けることができます。
 
赤色はトマトやニンジン、赤ピーマン、トウガラシ。
緑色はほうれん草などはものの野菜、ブロッコリー、緑のピーマン、キャベツ、レタス、アスパラガス。
黄色はカボチャ、黄色ピーマン、ウコン(カレーの元となるもの)
白色はダイコン、カブ、タマネギ、白菜。
紫色は茄子、紫タマネギ、紫ニンジン、レッドレタス。
茶色はゴボウ、黒色はゴマ。
ざっと数えただけで7色の野菜があります。
 
野菜だけではありません。
果物も色で分けられます。
赤色はイチゴ、熟した柿、黄色はバナナ、ミカン、パイナップル、マンゴー、白色は梨、桃、ライチ、紫色はザクロなど、これまたいろいろあります。
リンゴのように表面は赤いのですが、中は白というのもありますから、正確に色で分けることは難しいかもしれませんが、果物もほぼ7色に分けることはできるでしょう。
リンゴはやはり赤色でしょうか。
 
肉はどうでしょう。
赤身の肉を調理すれば、茶色になります。
鶏肉は、調理をしても白ですね。
 
食卓に料理が並んだら、7色がそろっていれば、それだけさまざまな食材を使っている証拠です。
栄養が十分に足りていると思っていいでしょう。
7色の食卓を目指しましょう。
100歳までボケない101の方法 脳とこころのアンチエイジング より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
 
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。
 
ビタミンB12の研究初期は、ビタミンB12といえば悪性貧血、悪性貧血といえばビタミンB12といわれました。
しかし、現在のビタミンB12は、神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調 ―手足の痺れ・麻痺・痛みなど― はもちろん、中枢神経 ―脳・脊髄― の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
 
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
 
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
 
ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているため、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。
胃の粘膜が萎縮している人や、胃の働きが弱い人も同様です。
 
水溶性ビタミンであるビタミンB12は、最終的には排泄されますが、それまでの間、体内でさまざまな働きをします。
ビタミンB12場合、とくに1000マイクログラム以上の大量をとると、一種の押し込み効果(ある成分を大量にとることにより、吸収率が増す効果)により、吸収・利用率が高まります。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
詳細はこちらへ