健康長寿の第一歩は階段の上り下り

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健康長寿の第一歩は階段の上り下り
 
旧年中は、当ブログをご愛顧賜りありがとうございました。
本年も、健康のお役に立つ情報を更新して参ります。
今後ともご愛顧のほどお願い申し上げます。
 
ちょっと太っている人は、そのぶくぶくとした状態を解消し、スマートにならなければいけないのですが、それもあまりむずかしく考えないでください。
まず、今の体重の5%減を目指します。
60kgなら3kg70kgでも3.5kgの減少です。
それも時間をかけて結構です。
3ヶ月ぐらいかけてゆっくり取り組みましょう。
やせている人は、ぜひ今の状態を維持してください。
 
太っている人の場合ですが、食べている量を1割減らすことからはじめ、体を積極的に動かすことをこころがけるだけで十分です。
日常生活の中で体を動かす意味を説明します。
 
体を動かすといっても、スポーツジムにわざわざ通わなくても結構です。
毎日の生活の中で、エスカレーターやエレベーターを使わない、階段を上り下りする、できるだけ公共の電車やバスを利用する(自家用車やタクシーを使わない)、少しの距離なら歩いて行く、こうした生活に少し改善することで達成できます。
やせている人でも同じです。
便利さにかまけて、何もしないと、肥満は必ずあなたの足元に忍び寄ってきます。
 
というのも、現代生活は便利になると同時に、体を動かさなくてもすむようになってきているからです。
都会なら交通機関は縦横に発達していますし駅にはエスカレーターやエレベーターが完備しています。
動く歩道まであるくらいです。
通信手段も大変進歩して、携帯電話は国民ひとり(赤ちゃん、幼児を除いて)1台になろうとしています。
いつでもどこでも電話がかけられるようになりました。
それだけ人に会うために出掛ける必要がなくなりました。
炊事洗濯の家事などにしても少し前のことを思えば、ずいぶんと楽になっています。
部屋の中を掃除してくれるロボット掃除機さえあります。
さらに、テレビをはじめ、エアコンなど家の中の電気製品のほとんどはリモコンで作動できるようになりました。
 
歩かなくてもいい、動かなくてもいいという環境にずいぶんとなってきています。
そんな中で、意識して体を動かそうと思わない限り、あなたは肥満に絶対襲われます。
くれぐれも体を動かしましょう。
注意してください。
100歳までボケない101の方法 脳とこころのアンチエイジング より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
神経伝達物質の材料になる成分を補うことが大切です
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
◆ビタミンB12とは…?◆
ビタミンB12の研究初期は、ビタミンB12といえば悪性貧血、悪性貧血といえばビタミンB12といわれました。
しかし、現在のビタミンB12は、神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調 ―手足の痺れ・麻痺・痛みなど― はもちろん、中枢神経 ―脳・脊髄― の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
 
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
 
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
 
ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているため、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。
胃の粘膜が萎縮している人や、胃の働きが弱い人も同様です。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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