便利な生活が脳の力を落とす

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便利な生活が脳の力を落とす
 
脳はある意味、筋肉と似ています。
脳の力と筋力に共通するのは、ともに「使うことによって「力」が維持される」ことです。
 
筋肉は運動しなければ、痩せていきます。
脳そのものは簡単には痩せませんが、使う機会が少なくなると、筋力同様、脳の機能は低下していきます。
 
現代の私たちのまわりには、苦労しなくても相手に情報を伝える機器(携帯電話、パソコンなど)、あるいは移動できる手段(自動車、エレベーターなど)がたくさんあります。
 
相手の電話番号を覚えなくても、携帯電話に登録されていますし、電話であれこれ説明しなくても、メールで伝えることができます。
図書館に調べ物に行かなくても、ネットで検索すれば、おおまかな説明くらいはわかります。
 
階段にはたいていエスカレーターが設置されていますし、長い通路などでは「動く歩道(平らなエスカレーター)があるところもあり、歩く必要すらありません。
 
便利なシステムが悪いというつもりはありません。
進化する便利なシステムは、現代にはなくてはならないものです。
 
ですが、気をつけないといけないのは、その便利さのために自分の脳の力を休ませてしまっていないかということです。
便利さに頼ってばかりいると、使わなくなった脳の機能は低下してしまいます。
 
脳の力を落とさないためにも、「何かできなくなっている」と気がついたときには、ふだん無意識におこなっている行動や脳の使い方などを見直し、脳機能を回復させる努力をしてください。
「一生衰えない脳のつくり方・使い方 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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