やる気と集中力を維持する四つのコツ

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やる気と集中力を維持する四つのコツ
 
せっかくやる気が出ても、集中力が続かないのはもったいないことです。
 
脳は長時間働きつづけることはできませんが、次の四つの基本原則を意識すれば、やる気を高くし集中力を維持することができます。
 
1時間に一度は身体を動かす
 
企画を考えたり、プレゼン資料を作成したり、と脳に高度な仕事をさせるのは1時間が限度。
それ以上続けても脳は十分に働けないので、1時間に一度は休憩をとりましょう。
 
疲れたままでは脳はうまく働きません。
脳からのサインである疲労感を覚えたら、いったん小休止を入れるのが、集中力が長続きするコツです。
 
脳の思考系だけでなく運動系も刺激することが大切です。
ずっと座りっぱなしではなく、1時間に一度は席を立ち、身体を動かすと、脳もリフレッシュします。
 
②行動に変化をつける
 
脳は変化するものに対応して動きます。
同じ仕事を続けるのではなく、簡単な仕事、むずかしい仕事、好きな仕事、外に出て人と会う仕事、面倒な仕事などを上手に組み合わせておこなうことで、脳への情報に変化をもたらしましょう。
 
サーカディアン・リズムのサイクルを利用して、脳の回転数を跳ね上げて仕事をする時間帯、のんびりと仕事をする時間帯と、緩急のメリハリをつけましょう。
 
③価値のあること、意味のあることをする
 
無意味な単純作業ほど、続けるのが苦痛なものはありません。
自分にとって価値がある、これには意味がある、と思うことで、やる気や積極性が出てきます。
 
④成功した姿を思い浮かべる
いまの仕事がうまくいき、自分が成功した姿を思い描くことは、脳の報酬系を刺激します。
さらに一歩進んで、「この仕事がうまくいったら、新しい時計を買おう」などと自分へのごほうびを設定すると、よりやる気を持ちつづけることができるでしょう。
 
※サーカディアン・リズム(概日リズム)
体内時計という言葉を聞いたことがあると思います。
すべての生物は約24時間周期のリズムを持っているということです。
 
この生体リズムの基本となるものは、細胞の持っている時計遺伝子です。
全身の細胞にあり、それぞれが自律的に約24時間のリズムを刻んでいます。
 
24時間とは、ご存知のとおり、地球の自転に合わせた周期です。
人間はこの周期が約25時間と1時間長いので、太陽光を浴びるなどをして修正しています。
 
生体リズムの代表的な例としては、睡眠があります。
朝起きて夜眠くなるのはこのリズムのためです。
そのほかに体温変動、血圧、ホルモンの変動などがあり、これらの生命を維持する働きは1日の周期で変動しています。
この生体リズムを医学的に「サーカディアン・リズム(概日リズム)」といいます。
「一生衰えない脳のつくり方・使い方 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12は、脳を正常に働かせるために必要な栄養素です。
飽食の時代にあって、私たちの脳は栄養不足状態です。
脳は大食漢、でも貯蔵はできません。
だから・・・
脳にはたえず栄養を与えることが理想なのです。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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