情報は整理・記録・理解して残す

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情報は整理・記録・理解して残す
 
だれでも物忘れをするものです。
ですが、この言葉には二つの面があります。
 
・記憶力には限界がある
・脳は「認識の省略」をする
 
「認識の省略」とは、聞き慣れない言葉でしょう。
ここで私は、認識という言葉を「意識して分ける」という意味に使っています。
 
まず、最初の「記憶力の限界」についてです。
 
人間が一度に覚えられるのは、およそ七項目程度といわれ、マジックセブンという言葉もあります。
だれでも一度に100個の事柄を覚えることはできません。
もし、そうしなければならなくなったとしても、根性や気合では無理です。
 
たくさんのことを覚えたいときは、一つひとつきちんと整理し、記録し、理解しながら覚えていくしかありません。
 
そのときどきに「印象に残った単語」、すなわちキーワードです。
キーワードを一つひとつ覚えるのではなく、関連づけて大枠でとらえるようにしたほうが記憶に残りやすくなります。
 
人には「分」というものがあります。
無限の力を持った人はいません。
 
また、人はみな同じ能力ではありません。
持っている情報も各人異なっています。
理系の人と文系の人とでは、基本的な語彙からして異なっています。
 
ですから、社会人の場合、記憶力の限界も本質的に個人差があることになります。
 
だれでも物忘れをします。
恥ずかしいことではありません。
わからなかったら、もう一度聞き直しましょう。
忘れたら、もう一度覚え直しましょう。
「一生衰えない脳のつくり方・使い方 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12は、脳を正常に働かせるために必要な栄養素です。
飽食の時代にあって、私たちの脳は栄養不足状態です。
脳は大食漢、でも貯蔵はできません。
だから・・・
脳にはたえず栄養を与えることが理想なのです。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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