記憶力を強くする10の習慣

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記憶力を強くする10の習慣
 
いつの時代でも、学生はそのときそのときで、記憶方法を「標準化」しながら通り抜けていきます。
ここでいう標準化とは、いろいろな記憶方法があるなかで、うまくいくやり方や手順をパターン化することです。
そのパターンを踏んでいけば、同じような一定の成果が上るのです。
 
学生時代の記憶方法も、そのときうまくいった方法を次も試してまたうまくいった、あるいは次はうまくいかなかったので方法を変えた……と工夫して、自分なりの成功パターンになっていきます。
このように、状況に対応し試行錯誤をくり返しながら、自分の記憶方法を確立させてきたのだと思います。
 
記憶の標準化のための参考リストをあげておきます。
気をつけるべきことは、人は多くのものを覚えられませんから、覚えることをいかに少なくするかという点です。
 
情報の整理・整頓はその選択・選別のために非常に重要です。
毎日の行動のなかで、どの時点での行動を標準化したらよいか考えてみてください。
 
     夜、やることリストを三つ書く
夜寝る前(サーカディアン・リズムの午後7時~9時のあいだ)に、翌日やるべきことを三つ書きましょう。夜できなかったら、翌朝出かける前に書きます。
大事なことは、先に整理して頭に入れておきましょう。記憶する要素として、三つという数は絶対に覚えられる数です。
 
     いちばんいやなことを先にする
「いやだ」という感情は強く記憶を阻害します。やる気が出なくなったり、脳が働かなくなったりとほかに悪影響の出ないうちに、いやなものを先に処理すれば、次の仕事に対する障害物が減ることになります。
 
     必要のないものは減らすよう努力する
机の上、カバンの中などは、いつも整理しておきましょう。持ち歩く書類の数、重さは軽くなるように努めましょう。体力的な負担だけでなく、記憶する量も減ることになります。「物の整理は思考の整理」という意識を持ってください。
 
     覚醒度の高い時間帯、低い時間帯を利用する
朝決まった時間にきちんと起きて、一定のリズムで生活し仕事をすることが、身体の健康にとってよいことはもちろんのこと、記憶にもよいのです。サーカディアン・リズムにのっとって、覚醒水準の高い時間帯(午前10時~午後9)を有効活用しましょう。
また、先ほどの午後7時~9時は、その日1日の刺激を受けて脳が活性化している時間帯です。ここを1日の終わりの思考時間にあてるのも効果的です。
 
     テクノロジーから離れる
テレビ、パソコンなどは見たいとき、必要なときに使うようにしましょう。
テレビは画面がつねに変化するので、自分は見る気はなくてもつい見てしまいます。その結果、脳は次々変わる画面をただ受け身的に見ているだけとなります。ネットサーフィンも同じことです。
こうした理由から、テレビ、パソコンなどは脳の力・時間の浪費をしやすいと考えます。
また、通勤中にスマホをずっとみている人も同然です。
通勤時は漫然と電車に乗るのではなく、周囲に注意をはらって、何気ない風景からでもさまざまな情報が取れるよう、脳の訓練をしましょう。
 
     仕事は人に任せる
あなたが研修中の立場であったり、勉強中の学生の場合は別ですが、そうでないなら、その仕事は自分がすべき仕事かどうか、よく考えて行動しましょう。慣れているから、好きだから、頼まれたから、などの理由で安易に仕事はしないでください。
脳の力は有限です。他の人のほうがいい仕事は、その人にしてもらいましょう。周囲とのコミュニケーションをよく保ち、自分の力を有効に使うことが大切です。
 
     電話、会話は伝わりやすくなるように努める
電話をする場合、人と会話をする場合には、自分の意見をわかりやすくまとめておきましょう。これも整理・整頓の一環です。記憶の強化につながります。
会話が苦手になっている人は、家族など単語だけでも通じるような相手でも、きちんと流れを組み立てて話すことを心がけてください。
 
     ハプニングはなるべく避ける
予定していない行動が起こると、脳も正しく働きません。予想外のことが起きないように、予定はなるべく先まで立てておくことが大切です。
 
     ときには社会的な評価を受ける
英語力の確認のためにTOEICなどのテストを受けることはとてもよいことです。年に一度は、試験など外部からの評価を受ける機会をもうけて、つねに記憶を高める努力をしましょう。
 
     よく眠る
食事、睡眠は身体の健康を保つ基本です。特に睡眠は午前0時~3時のあいだが大切な時間帯です。この時間は組織の修復のため、年齢に関係なく脳から成長ホルモンが分泌されています。
「一生衰えない脳のつくり方・使い方 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12は、脳を正常に働かせるために必要な栄養素です。
飽食の時代にあって、私たちの脳は栄養不足状態です。
脳は大食漢、でも貯蔵はできません。
だから・・・
脳にはたえず栄養を与えることが理想なのです。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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