寝る前にしてはいけない八つのこと
睡眠をさまたげるものを考えてみましょう。
私たちの日常行動のなかには、寝る前にしてはいけないことがあります。
次に上げますので、参考にしてください。
① 熱い風呂に入る―脳に強い刺激を与え、脳が覚醒してしまいまする。
② コーヒー、紅茶を飲む―刺激物カフェインが含まれる飲み物は脳を覚醒させるので、就寝前には避けましょう。
③ テレビゲーム、パソコンなどをする―睡眠は脳を休める行動ですが、これらは脳を刺激して活発にさせてしまいます。
④ おやつ、食事をとる―睡眠中は身体も休んでいるはずですが、これらの行動は逆に消化活動を高めてしまいます。胃腸も休めません。
⑤ 睡眠薬代わりの寝酒を飲む―寝酒は睡眠には逆効果です。アルコールは睡眠を浅くしてしまいます。飲んだ直後は麻酔作用で眠くなっても、睡眠の後半になると浅い眠りが多くなり、途中で目が覚めてしまいます。アルコールは利尿作用もあるので、夜中にトイレのために起きてしまいがちです。また、寝酒が習慣になると、どんどん量が増えていってアルコール依存症につながる危険性もあります。ちなみに、酔っ払って寝てしまった時間は、睡眠時間というより休息の時間としてカウントしてください。酔って寝た時間は睡眠も浅いのでおまけのようなもの。再度起きてお風呂に入ってきちっと寝たほうがいいのです。
⑥ 寝る前の一服―タバコは刺激物です。眼を覚ますのなら別ですが、これから寝ようとするときには反対の行動です。
⑦ 明るすぎる室内照明―強い視覚刺激は脳の活動を高めてしまいます。
⑧ 勉強や激しい運動―睡眠は脳に休息を与えるためにする行動です。電気のスイッチのように、すぐにはオフになりません。眠りにつくまでに時間がかかってしまうので、直前の勉強や激しい運動は避けましょう。
「一生衰えない脳のつくり方・使い方 より」
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ビタミンB12は結晶が赤いことから「赤いビタミン」とも呼ばれています。
主な働きは赤血球の生成を助け、貧血を予防すること。
女性に多い貧血の原因は、鉄分の不足が挙げられます。
しかし、貧血にはもうひとつ原因があるのです。
それがビタミンB12の不足。
ビタミンB12は赤血球を形成、再生し、血液を作ることで、貧血を防いでくれるのです。
そのほかの働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があります。
実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめです。
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
また、脳や神経とも関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリン、ドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、ドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、ドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
また、人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
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