「朝は学ぶ、昼は働く、夜は休む」が効率的

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「朝は学ぶ、昼は働く、夜は休む」が効率的
 
取材などでよく「脳から考えた場合の効率的な1日の時間割を教えて下さい」という質問を受けることがあります。
そのときにお答えするのは、次のようなことです。
 
「午前中は、脳に情報を入力する活動、午後は、脳の中にある情報を活かして仕事をしたり、人と交流したりする活動に向いていると思います。夜は明日の準備をして、できるだけ早く寝るべきでしょう。ただし、その時間割に縛られすぎるのもよくないかも知れません」
 
その理由は、次のように説明できます。
 
前述の通り、午前中(特に朝)は脳の疲労がもっとも回復されている時間ですから、脳に情報がスムーズに入っていきやすい。
疲れているときに難しい参考書や資料などを見ると、脳が情報を入力することを拒否してしまい、「見るのも嫌だ」という状況になりがちですが、午前中はそういうことが起こりにくいのです。
 
それに比べて、午後は脳が少し疲れています。
そういう時間帯は、情報を「覚える」より「使う」ことに向いていると考えられます。
ディスカッションやブレーンストーミングなど、相手に刺激を受けながら、脳の中の情報を整理したり、出力したりする活動がベターと言えるかも知れません。
 
夜は脳がもっとも疲れていますから、基本的に「休む」ことに専念するべきです。
夜中に脳を酷使しようとすると、興奮状態が起こってしまい、眠れなくなります。
その結果、睡眠時間が足りなくなり、翌日の午前中という、脳の疲労がもっとも回復されているはずの時間を台無しにしてしまう。
 
また、生活のリズムが乱れている上に、夜中に頑張ろうとする人は、鬱病などの情緒障害に向かっていきやすくなります。
それはもっとも避けるべきことです。
 
以上のような考え方をベースとして1日の時間割を組み、そこに脳のウォーミングアップや「時間の制約」を加えていくのが理想的だと思います。
が、それを絶対とまで言うつもりはありません。
 
脳の疲労がもっとも回復されている時間帯に、原稿を書くなど、出力がメインとなる仕事を進めたい場合もあると思いますし、午前中に仕事を終わらせて、午後は勉強の時間に当てたいという人もいるでしょう。
それはそれで、まったく問題はありません。
また、時には夜遅くまで勉強をしたり、仕事をしたりすることも、やむを得ないと思います。
多少無理をしてでも「今チャンスを掴まなければ」という時期があるものです。
 
なので、「脳から考えた場合の効率的な1日の時間割」は、置かれている状況によって異なる、としか本当は言いようがないのですが、原則としては「朝は学ぶ、昼は働く、夜は休む」というのが効率的なはずだ、と覚えておいて下さい。
「脳から自分を変える12の秘訣 「やる気」と「自信」を取り戻す より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
神経伝達物質の材料になる成分を補うことが大切です
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
 
ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているため、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。
胃の粘膜が萎縮している人や、胃の働きが弱い人も同様です。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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