「主体性の問題」に関わること
何か判断を求められたときに、自分の考えを上手くまとめられない。
意見を述べようとすると、言葉が細切れにしか出てこず、内容もしどろもどろになってしまう。
自分では分かり切っているつもりのことが、上手く説明できない……。
そうなってしまう原因は、大きく二つに分けられると思います。
●言葉や思考を組み立てる左脳の力が落ちている。
●そのテーマで話したり書いたりする機会が少なすぎる。
まず、前者から説明していきましょう。
左脳は言語を扱う脳です。
しかし、その左脳が壊れてしまった場合でも、完全に発話できなくなるとは限りません(そうなってしまう場合もあります)。
損傷した箇所にもよるのですが、運動としての「しゃべる」ということはできるものの、内容がめちゃくちゃになってしまう。
あるいは、口癖のようになっているフレーズは、テープレコーダーのボタンを押したように出てくるものの、新しい話を組み立ててしゃべることが困難になってしまう、という場合があります(前頭葉の左脳側が壊れてしまったときにそうなりやすいと考えています)。
つまり、
左脳は、情報を整理したり、
順番に並べたりすることにも重要な役割を果たしている
と考えられるのです。
右脳の場合と同じように、左脳の場合も、病気や怪我などで脳を損傷していなくても、使われる機会が少なすぎれば、機能が落ちることは十分にあり得ます。
そしてそれは、「自分の考えをまとめる」ということに、ひいては、意見を主張したり、意思決定を行ったりする「主体性の問題」に関わってくることです。
「脳から自分を変える12の秘訣 「やる気」と「自信」を取り戻す より」
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この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
◆神経伝達物質の材料になる成分を補うことが大切です◆
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリン、ドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリン、ドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているため、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。
胃の粘膜が萎縮している人や、胃の働きが弱い人も同様です。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
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