相手の話題に合わせてしゃべろうとすることが大切

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相手の話題に合わせてしゃべろうとすることが大切
 
「思い出せない言葉が増えている」ときの対策としては、次のようなことが有効です。
 
●言葉のキャッチボールを大切にする。
●相手が提供している話題に合わせてしゃべろうとする。
 
「言葉のキャッチボール」というのは、相手が話し終わるのを待って、その話とはあまり関係がない、自分のしたい話をする、ということではもちろんありません(ただし、そういう一方通行なやりとりでも、仲間たちと同じ場にいて、時間を共有することに意味がある場合もありますから、無意味なこととは思いません)
 
相手が投げかけてくれた話をまずはしっかり受け止めて、受け止められなかったときには、もう一度投げてもらい(聴き取れなかったときには聞き返して)、それにふさわしいボールを投げ返す(その話題を盛り上げるような話をする)ということです。
 
そのとき、相手が受け取りやすいように、普段専門用語で話していることでも、平易な言葉に置き換えてあげた方がいい場合もあるかもしれません。
 
また、相手の話に今ひとつ興味が持てないときでも、それに関連づけて言えることがないか考えてみましょう。
 
そういう何気ない努力の積み重ねによって、意志的に言葉を選択する力は鍛えられます。
思い出したい言葉がスムーズに出てくるようになるのです。
「脳から自分を変える12の秘訣 「やる気」と「自信」を取り戻す より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
神経伝達物質の材料になる成分を補うことが大切です
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
 
ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているため、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。
胃の粘膜が萎縮している人や、胃の働きが弱い人も同様です。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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