7.コレステロール値を下げる食生活を!
「A欠乏脳」のみなさんは、高コレステロールに要注意!
これ以上食べてはいけません!
世界中のあらゆる料理が食べられる、グルメ大国・日本。
食事は私たちにとって大きな楽しみ。
たんぱく質・糖質・脂質など、バランスのよいカロリー摂取は、脳内エネルギーにとって必要不可欠の燃料となります。
世界中の山海の珍味を楽しむことは大いに結構。
レストランによく出かける方は、健康になるというデータがあります。
しかし、「A欠乏脳」の方が食いしん坊すぎる場合は要注意!
過剰なカロリーや飽和脂肪酸の摂取は、高血圧・糖尿病・肥満を招き、健康長寿の妨げとなります。
これらの「生活習慣病」は、
結果的に高コレステロールを招きやすくなります。
「A欠乏脳」の人が健康長寿のために食事上、気をつけるべき点は5つ。
① 腹八分目
② 肉より魚
③ 野菜と大豆類は多くの種類をたっぷり
④ 油は良質な植物性のもの
⑤ 糖類は菓子より果実から
世界的にみて、これらの条件を満たし、栄養バランスがとれた健康長寿食といえるのは、伝統的な「沖縄式食事法」と「地中海式食事法」が双璧です。
最近は、「アンチエイジング・ブーム」ということで、老化予防についてずいぶんいろいろな研究がなされています。
カロリーや飽和脂肪酸をたくさん摂ること自体が老化を促進する、というデータや実験結果があります。
つまり、過食によって体内の活性酸素(活性酸素は「酸素」という名はつくものの、酸化的ストレスを引き起こしてしまうので、人体にとってきわめて悪玉であると考えられています)が増えて、体内の細胞を傷つけ害を及ぼし、そのことが老化を促進すると考えられているのです。
さらに、過食は、高血圧・糖尿病・高コレステロール・肥満やメタボ体型をひき起こします。
これらの生活習慣は、私たちの全身の血管を痛めつけます。
「人は血管とともに老いる」
これは現代医学の父、ウイリアム・オスラーの名言です。
それは動物の生活環境の違いによるといわれています。
しかし、健康長寿の実現のためには、「肉はダメで、魚は良い」といった単純なものではありません。
肉をまったく食べないのも大いに問題です。
肉には全身の老化予防につながるたんぱく質やビタミンが豊富に含まれています。
適量の肉を上手に食べることが必要なのです。
賢明な食生活には、調理方法も鍵となってきます。
魚を炭火焼きにした場合は、むろんトンカツよりも低カロリー・低飽和脂肪酸です。
ところが、ファストフードのように、白身魚を揚げてタルタルソースをたっぷりのせた白身魚バーガーと、レタスやトマト入りのポーク・バーガーとを比べると、白身魚のほうが高カロリー・高飽和脂肪酸になってしまいます。
つまり、「魚か、肉か」ではなく、献立を肉にする場合は、どんな肉の、どこの部位で、どんな調理法方か、という総合情報が重要なのです。
和食が健康長寿として優れているのは、調理方法が卓越していることも挙げられます。
サラダの形では量も種類も摂りにくい野菜を煮物にしたり、生ではそんなに食べられない魚を煮つけにすれば、飽きずに美味しく、量もたくさん摂取できるのです。
それに、炭水化物をしっかり食べる和食は洋食と比較して、総カロリー的にも抑えられる傾向にあります。
このように、健康食の王道のようにみえる和食ですが、塩分が多い(塩分の摂りすぎはボケの危険因子となる高血圧を誘発します)ことが弱点です。
もうひとつ、和食の弱点はカルシウムが足りないことです。
カルシウムが不足すると骨が脆くなるので、骨折しやすくなります。
骨折して運動量が減ってしまうと、それこそ不健康“一直線”です。
和食党の方は、積極的に乳製品からカルシウムを摂取するようにしてください。
特に女性の場合、骨の脆さ(骨密度)は、肌年齢や脳年齢とも関係することがわかっています。
朝はヨーグルト、3時のおやつにはチーズ、夕食後にはホットミルクなどを。
カロリー・飽和脂肪酸の摂りすぎ禁止。野菜・魚を中心に腹八分目
「もの忘れとウツがなくなる「脳」健康法 より」
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリン、ドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、ドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、ドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
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