これが脳を強くする手の運動○たかがじゃんけん、されどじゃんけん

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これが脳を強くする手の運動
○たかがじゃんけん、されどじゃんけん
 
子供はじゃんけんが大好きです。
幼いころ「じゃんけんぽん」とやった思い出は誰にでもあるでしょう。
ところが成人し、さらに中高年になると、じゃんけんをするなんて滅多になくなります。
 
じつは、このじゃんけんも手先を動かし脳を刺激するのにとても効果的なのです。
 
いくつかのパターンを紹介しておきますので、自分に合ったものから取り組んでみてください。
 
▼ひとりじゃんけん
①勝たせるほうを、左手か右手に、あらかじめ決めておきます
②次に、決めたほうの手が常に勝つようにじゃんけんをします
③これを20回くらいくり返したら、次は勝つほうの手を逆にして、また20回くらいくり返します
 
▼グーパー運動
①両腕を肩の高さまでまっすぐ前に突き出します。手のひらを下に向けて、指をいっぱいに広げます。じゃんけんの「パー」のかたちです。
②この状態で指を曲げたり伸ばしたりしになら、「グー」と「パー」をくり返します。
1秒間に2回の速さで、1120回を目安に続けてください。
④簡単な動作ですが、意外にできないものです。最初から120回が難しいときは、できる回数から始めて、回数を増やしていってください。
 
 ▼グーチョキパー運動
①グー、チョキ、パーが一続きの順序です。
②最初に右手で、グーからはじまって、チョキ、パーというように変えていきます。
③次に左手で、グーからはじまって、チョキ、パーというように変えていきます。
④ここからが難しくなります。右手をグー、次にチョキにしたときに、左手をグーにします。
⑤次に、右手をパーにしたときに、左手をチョキにします。そして右手をグーにしたときに、左手をパーにします。右手を左手が追いかける感じになります。
⑥これをくり返してください。最初は、ゆっくり一段階ずつ確かめながら行ないましょう。慣れてきたら早くしていきましょう。左手を右手が追いかけるパターンもやってみましょう。
 
 手と指の動きが複雑になるにしたがって、脳を強く使うことになります。
ひとりでやっても効果がありますが、たくさんの人でやると、おかしなことをしてしまう人がいたりして、楽しくなります。
集会などでは、人気のあるメニューです。
60歳からはじめる認知症にならない超簡単脳にいいこと より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
京都大学医学部老年科の亀山教授によると、健康な老人の脳に比較して、老人性認知症患者の脳では、含まれるビタミンB12が、半分どころか、1/41/6程度にまで、低下していたと報告しています。

ビタミンB12は、レバーなどの動物性食品に多く含まれ、植物性食品にはほとんど含まれていませんが、例外的に味噌や納豆のような発酵食品に含まれます。

ビタミンB12は、水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い流すことにより、復元し、また、切れた部分があれば、修復作用を発揮します。

ビタミンB12は、核酸とタンパク質の合成に関わり、脳や神経系との関わりが深く、また、ビタミンB6葉酸とともに動脈硬化の原因となるホモシステインを減らす働きがあります。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
 
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