【オールシーズン】ストレスの多い人や貧血の人に効果絶大『ひじき』

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【オールシーズン】ストレスの多い人や貧血の人に効果絶大『ひじき』

★効用
・骨や歯の強化
・抗ストレス
・貧血予防
・美肌効果
・スタミナ増強
・整腸
・便秘予防
動脈硬化予防
・高血圧予防
・がん予防
 
栄養
《各種ミネラル、食物繊維がたっぷり》
ミネラルの宝庫といわれる海藻類ですが、ひじきも例外ではありません。
なかでもカルシウム含有量は特筆もので、1人当たりの1回使用量15gに含まれるカルシウムは、牛乳1杯分に匹敵します。
 
カルシウムが十分に働くためには、マグネシウムとのバランスも大切です。
その比率は、カルシウム2に対してマグネシウム1がよいとされますが、ひじきには両者が理想に近い割合で含まれています。
 
鉄の含有量も、海藻類の中でナンバー1
カリウム、ヨードも、ほかの海藻に負けず劣らず豊富です。
 
カルシウムや鉄の供給源として、ストレスの多い人、骨粗しょう症が心配される高齢者、貧血ぎみの女性などは、毎日でも食べたい食品です。
 
ミネラル以外では、食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は、水分を含んで便をやわらかくし、コレステロールを排出したり、再吸収されるのを防ぐ働きをするため、便秘の改善、動脈硬化や高血圧をはじめとする生活習慣病の予防に役立ちます。
また、カロテン、ビタミンB2なども期待できます。
 
とり方
《味も栄養面でも大豆製品と好相性》
カルシウムは、たんぱく質マグネシウムクエン酸などといっしょにとると、吸収がよくなります。
たんぱく質源にもマグネシウム源にもなる大豆製品を組み合わせたり、かんきつ果汁や酢を使った料理を工夫するとよいでしょう。
 
鉄を効率よくとるには、良質のたんぱく質やビタミンCとの組み合わせがベスト。
肉、魚介類、大豆製品、野菜などといっしょにとって、鉄の吸収率アップを。
 
★おすすめレシピ
《ひじきの中華漬け》2人分
<材料>
ひじき(乾燥) 15g
しょうが 1/2かけ
赤とうがらし 1/2
ごま油 小さじ1
桜えび 大さじ1
 
<作り方>
  ひじきは汚れをかるく洗い流し、水に2030分つけます。
やわらかくなったら、熱湯に入れてさっとゆで、水けをきって冷まします。
  しょうがはせん切り、赤とうがらしは輪切りにします。
  ごま油、しょうゆ大さじ1+1/4、酢大さじ2/3、砂糖小さじ1/3を混ぜ合わせます。
  ①と②、桜えびを③のドレッシングであえます。
※長ひじき、芽ひじき、どちらでもOK。長ひじきを使う場合は、もどしたあと、食べやすい長さに切ってください。
 
★下ごしらえ
《やわらかくもどしてから利用》
 さっと洗い、たっぷりの水に2030分つけてもどしてから、煮もの、酢のもの、サラダ、炊き込みごはんやおこわの具などに利用しましょう。
 
★選び方
《つやつやとして色の黒いものを》
 色が深みのある黒色で、つやがあり、よく乾燥したものが良品です。
色むらがあるもの、大きさがそろっていないものは避けます。
 
★保存法
《しけないように密閉して冷暗所へ》
密閉容器や大きな缶などに入れ、直射日光や蛍光灯の光を避けた冷暗所に保存します。
 
★ひじき豆知識
海藻をもどそうと水につけていたら、オバケのような量になってしまったという経験はありませんか?
材料をむだにしないために、だいたいのもどし率を覚えておくとよいでしょう。
 
長ひじきはもどすと約5倍、芽ひじきは約4倍の重量になります。
干しわかめは約14倍、塩蔵わかめは約2倍、こんぶは約2.5倍、早煮こんぶや刻みこんぶは約3倍、糸寒天は約9倍です。
「カラダ快調!食べもの栄養事典 より」
 
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