体から出る液体は何がちがう?『尿と汗と血液』

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体から出る液体は何がちがう?『尿と汗と血液』
 
尿と汗は役割が違います。
尿は血液中に含まれている老廃物がろ過されたものです。
ようするに有毒な物質の血中濃度が高まると、それが尿となって排泄されます。
 
これに対して汗は、体温を調節するために分泌されるものです。
そのため、汗の99パーセントは水でできています。
 
残りは塩分や尿素ということになります。
そのため汗は薄い食塩水に近いのです。
だから運動などで汗を大量にかいたあとは、薄い食塩水の代わりにスポーツドリンクを飲むことが推奨されています。
 
涙の原料となっているのは、意外なことに血液です。
運ばれてきた血液の赤血球などが涙腺でろ過されて、透明な液体として分泌されます。
涙の役割は角膜に栄養を送ったり、細菌から保護したりすることです。
また、感情が高ぶったときにも分泌されますが、これは気持ちを安定させる効果があります。
 
ちなみに悔し涙とうれし涙では、涙の成分が変わるために味も少し変わります。
悔し涙は塩辛く、うれし涙は水っぽい。
そして血液は全身の細胞に栄養や酸素を運搬するために体内を循環している流動組織、となります。
「雑学Q&A モノのちがいがわかる本 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

 一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切です。
 
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ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。