野菜の抗酸化パワーが血管若返りに効く!

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野菜の抗酸化パワーが血管若返りに効く!
 
野菜も日本人の体を支えてきた大切な食品です。
 
野菜にはいろいろな種類があり、含まれる栄養素の割合もさまざまですが、共通して言えるのは、ビタミン類やポリフェノールなどの抗酸化成分が豊富に含まれ、食物繊維も多く、カロリーが低いことです。
 
抗酸化成分は、体の老化を進める活性酸素を攻撃して無害化します。
血管では悪玉のLDLコレステロールの酸化が抑えられ、血管の内皮細胞の内側に酸化LDLコレステロールがたまるのを防いで、血管の老化を予防します。
 
一方、食物繊維は、腸内での余分な糖質・脂質の吸収を抑制するので、血糖値やLDLコレステロール値が上がるのを予防しやすくなります。
 
その結果、血管の負担が軽減するのです。
 
また、野菜にはカリウムをたっぷり含むものが多く、体内に入ったカリウムは、余分な塩分を排出します。
 
さらに、低カロリーである野菜を多めに食べると、満腹感を得やすく、同じ量を食べていても自然に摂取カロリーが減るので、肥満の解消と予防にも役立ちます。
 
「野菜をたくさん食べよう」とよく言われますが、その背景には、このようなちゃんとした理由があるのです。
 
◎野菜サラダを11回は食べる
 
そこで、1日の食事で最低1回は野菜サラダを食べること、レストランや食事処でなら、野菜サラダがセットになったメニューを選んだり、あるいはサイドメニューとしてサラダを追加したりします。
 
自宅で食べるときは、旬の野菜を添えたサラダを楽しんだり、温野菜にしたり、このように、11回は野菜サラダを食べる、と心がけることで1か月、1年単位での野菜の摂取量が確実に増えていきます。
 
野菜サラダを毎日食べるのは、意識すると簡単に行えることですが、それから得られる血管の若返り効果は、とても大きなものです。
 
簡単に実践できることなので、ぜひ、今日から始めてみましょう。
 
◎ドレッシングは少量にして食事の最初に味わう
 
ただし、実践するにあたって注意したいことが2つあります。
 
1つは、“ドレッシングの量”です。
 
ドレッシングは塩分や脂肪分が案外多く、大量にかけると、野菜を食べるというより、塩と油を摂取していることになってしまいます。
サラダに用いるドレッシングの量は、ごく少なめで十分。
野菜の味を感じながら、おいしく食べられる量にとどめましょう。
 
ドレッシングにオリーブ油を使うときも同様です。
オリーブ油には良質の脂肪酸オレイン酸」が豊富ですが、使い過ぎると肥満の原因になります。
どんな食材にかけるにせよ、ドレッシングはごく少量に、と心がけましょう。
 
もう1つは、“食べる順番”です。
 
低カロリーの野菜を先に食べると、腹八分目で満足感が生まれ、食べ過ぎを防ぎやすくなります。
野菜に含まれる食物繊維のおかげで、そのあとに食べるものの吸収がゆるやかになり、血糖値が急上昇するのを抑制できます。
 
欧米では、前菜として野菜を先に食べる習慣がありますが、なかなか理にかなった方法と言えるでしょう。
「一生切れない、詰まらない「強い血管」をつくる本 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

 一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切です。
 
「老化対策・栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分」
ビタミンB12が効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく葉酸など他のビタミンB群と一緒に摂取することが望ましく、また、ビタミンB群はバランスよく摂ることで相乗効果を発揮します。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
栄養療法の一環としてご利用いただきたいと思います。