
認知症を防ぐためには、規則正しい生活を送り、適度の運動・食事をとることですが、これが簡単なようで最も難しいことです。
● 認知症を予防するには
禁煙を行い、アルコールのとりすぎにも、注意する必要があります。
外来で高血圧の薬や高脂血症の薬を出すと、「一生薬を飲むのですか?」とよく聞かれます。
適度な運動・睡眠は、肥満の予防とともに、疲労回復のためにも大切です。
また、ビタミンB群や抗酸化物、ミネラルを十分に摂取することも大事と考えられています。
最近では音読や計算など、認知症を防ぐための教材も書店で見かけるようになりました。
本や新聞を読んだり、人と交わりたくさん話をするなどして、脳を活発に動かすことが認知症を予防・改善する、という報告が増えています。
「手を動かしたり、運動したりすることも効果がありますか?」とよく聞かれますが、大切なことは、1日ボーッとしていることではなく脳を活発に動かすことですから、音読や計算同様、認知症予防に効果があると思います。
≪認知症を防ぐためには≫
① 規則正しい生活、適度の運動、食事休息
③ 脳を活発に動かす!(会話、社会活動、読書、音読、計算なども有効)
「脳の病気 より」
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脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
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