「おかずは魚優先」で脂質バランスを改善
■脂質は摂取量を減らしすぎてもダメ
脂質は、脳の神経細胞をはじめ全身の細胞の細胞膜や、DNAをつくる際に必要とされる材料です。
ダメージを負った細胞を修復するときにも使われます。
ですから、摂りすぎにも問題がありますが、摂取量を減らしすぎることにも問題があります。
日々の食生活の中で適度な摂取量を維持しながら、身体によい脂質とあまりよくない脂質のバランスを、よいほうに傾けることが重要となります。
そこで着目したいのが、食事の際の主菜(おかず)の選択です。
そのため、1日1パックは食べてほしい納豆による植物性タンパク質のほかにも、主菜で肉や魚を適度に食べて、動物性タンパク質を補給することが求められます。
このとき、肉か魚かどちらかを選ぶとするならば、できるだけ魚を選ぶようにすると脂質バランスを改善できます。
ずっと魚では飽きてしまいますので、決して毎食でなくともかまわないのですが、主菜を肉と魚のどちらにしようか迷ったときには極力魚のほうを選ぶことで、動物性のタンパク質をしっかりと補給しながら、脂質のバランスの改善も図れるというわけです。
必然的に魚を食べる機会が多くなる和食は、こうした意味でも、お勧めの食事スタイルと言えるでしょう。
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脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
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