【認トレ】「調理油の確認&変更」でも脂質バランス改善

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【認トレ】「調理油の確認&変更」でも脂質バランス改善
 
■調理用のサラダ油はキャノーラ油かオリーブオイルに
脂質のバランス改善は、主菜の選択以外でも行えます。
 
食事のさまざまな場面で認知症生活習慣病の予防効果が高い油を使用することで、脂質の摂取バランスを少しずつ改善していけるのです。
 
たとえば、普段調理用に使用しているサラダ油についても、一度、どんな材料から絞った油なのかを確認してみましょう。
 
オリーブオイルと同じく、生活習慣病の予防効果があるとされるω-9脂肪酸のキャノーラ油であればよいのですが、安価なサラダ油には大豆やひまわり油、コーン油など、どちらかというと生活習慣病の発症を引き寄せてしまうと考えられていることもあります。
 
もし、こうしたサラダ油を普段の調理用に使用しているのであれば、それをキャノーラ油100%の商品やオリーブオイルに変えることで、脂質のバランスを改善することができるでしょう。
 
ちなみに、大豆油については油分を絞って凝縮された状態にあるので、このように生活習慣病を引き寄せる作用が強く出てしまうのですが、納豆などの豆の形でそのまま食べるのであれば、他の成分のよい作用のほうが強く出ますので、納豆などを食べる際に心配する必要はありません。
 
■魚嫌いの人には特にお勧め
あるいは、植物性の油でありながら、魚の油と同じω-3系の脂肪酸に分類されるエゴマ油やアマニ油、シソ油の3種類の油を、日常的に使うようにすることもお勧めできる「食事認トレ」です。
 
魚を食べなくても認知症生活習慣病を予防する効果を期待できるので、特に魚が嫌いな人にとっては、ぜひとも日常的に使いたい油と言えます。
 
エゴマ油やアマニ油、シソ油は多少高価なため、普段の調理用の油として使用するのではなくて、調味料代わりとして使用したり、少し魚くさい風味が気にならないように食材に混ぜるなどして使うのがお勧めの使用法です。
 
たとえばドレッシング用の油として使ったり、青菜のおひたしにかけて使用するなどすれば、効果的に脂質のバランス改善が実現できるはずです。
認知症予防トレーニング「認トレ」一生ボケない!38の方法 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
 
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
 
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
 
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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