ふとした合間の「おなかへこませ姿勢」で、運動不足がいっきに解消

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ふとした合間の「おなかへこませ姿勢」で、運動不足がいっきに解消
 
「定期的にジムなどに通う」というライフスタイルは、一つの理想的な生活習慣かもしれません。
しかし、特別に時間を割くというのは、現実的には難しいものですよね。
 
実は、日常生活の中で少し姿勢を意識するだけでも、運動しているのと同様の効果が得られます。
簡単に取り入れられるプチエクササイズを、一つご紹介しておきましょう。
それは「ドローイン」という運動です。
 
おなかと背中をくっつけるように想像しながら、下腹をへこませます。
そして背筋を伸ばした状態を保ちます。
体の奥のインナーマッスル(深層筋)の腹横筋が強くなる効果が期待できます。
 
できる限り、この「おなかへこませ姿勢」=「ドローイン」を行うように心がけています。
人前でもできるのが、大きなメリットです。
極端なことを言うと、人の視線にさらされているときでも、実践することができるのです。
 
ドローインとは、自分自身の力で下腹を引っ込め、インナーマッスルを鍛えるというわけです。
 
大事なのは、普段と変わらないように呼吸をすることです。
下腹を引っ込めているからといって、呼吸をときどき止めてしまったり、呼吸が浅くなったりしては、よくありません。
 
ガードルを着用された人はわかると思いますが、シルエットや姿勢が誰でも一瞬は普段より美しくなるものです。
でも、自力で「引っ込める」ということに意味があるのです。
 
腹横筋を刺激すると、胃腸の蠕動運動を助ける効果があります。
 
ぜひ、家事の最中や通勤電車や職場でのデスクなどでも試してみてください。
 
普段、歩いているときも、ドローインを意識して、少し大またで歩くことで、単なる「移動」を、血管力を高める「運動」に変えることができますよ。
「長生きしたければ知っておきたい健康常識○と× より」
 
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 筋肉は自分自身で勝手に活動するわけではなく、神経系という指令系統から命令を受けとりながら働きます。
そして、筋肉が動くように脳から指令を伝える神経が、正常に働くためには、ビタミンB群の仲間が必要です。
 
 筋肉や神経を動かすエネルギーを作るのがビタミンB1神経伝達物質の生成に働くのがビタミンB6、そしてビタミンB12の役目は神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてくれません。
 
また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。
ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12葉酸
 
ビタミンが欠乏すると、記憶障害、無気力、集中力の低下、妄想、錯乱の症状が出ることは事実です。
東京武蔵野病院 副院長 田中信夫先生によれば、認知症患者の血中ビタミンB12は、通常の人より少ないそうです。
認知症患者に、ビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽くなると言われています。
 
老人の認知症3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク(アミロイドβタンパク)合成、核酸合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、タンパク(アミロイドβタンパク)合成と核酸合成の両方に役立っています。
 
さらに、ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経の働きを助けます。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると神経過敏などの症状が起こりやすくなるのです。
脳や神経とも関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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