野菜から食べる「ベジファースト」なら確実にやせる?

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野菜から食べる「ベジファースト」なら確実にやせる?
 
 食事量やカロリーコントロールを行うダイエットなしでどうやってやせるのか。
その鍵を握っているのは、野菜です。
 
厚生労働省1日に350400グラムの野菜を食べるように指導しています。
種類にもよりますが、これだけ食べてもカロリーはおにぎり1個分(150200キロカロリー)です。
野菜で太ることは考えられませんから、安心してどんどん食べてください。
 
野菜から先に食べる食事法を「ベジファースト」と呼んでいます。
ベジファーストを実践すると面倒なカロリー計算をしたり、食べたいものを我慢したりしなくても、自然にダイエットが行えます。
 
朝食がパンとハムエッグ、生野菜サラダといった洋風のメニューなら、生野菜サラダから先に食べます。
ランチが焼魚定食のような和風のメニューなら、おひたしや野菜入りの味噌汁から先に手をつけるようにします。
夕飯が鍋物だとしたら、やはり鍋物の具材となる野菜から食べ始めます。
 
このように野菜から食べるとお腹が膨らみますから、過食が自然にセーブされて腹八分目で無駄なカロリーの摂取が抑えられるのです。
 
野菜の満腹効果の秘密は野菜に含まれている食物繊維にあります。
おさらいすると、食物繊維とは、ヒトの消化酵素では分解しにくいため、ほとんど栄養にもカロリーにもならない食品中の繊維質のことです。
食物繊維には水に溶ける水溶性と水に溶けにくい不溶性があります。
野菜には不溶性が多いのですが、水溶性も含まれています。
 
水溶性食物繊維は消化管をゆっくり移動して、糖質の吸収を緩やかにして血管などのダメージとなる血糖値の急な上昇を抑えます。
不溶性食物繊維は水分を吸収して膨らみ、消化管の壁を刺激しますから便通が促進されます。
 
さらに、野菜には血管を守ってくれるファイトケミカルがたっぷり含まれています。
野菜を先に食べる習慣をつけるだけでやせられるうえに、血管の老化を防いで内側から若返ることが可能なのです。
 
食物繊維の他にも野菜には多くの水分が含まれています。
たとえば、日本人の食卓に上がる機会が多いダイコン、キャベツ、ホウレンソウ、トマト、白菜、モヤシといった野菜はいずれも90パーセント以上が水分です。
水分はもちろんカロリーゼロですし、野菜を先にお腹に入れて“満腹”にしておくと、食べすぎる危険はないのです。
厳密には野菜ではありませんが、キノコ類や海藻類も野菜と同じように先に食べましょう。
「血管があなたの寿命を決めている 生活習慣で「老化」を進めないために より」
 
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ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
もしビタミンB群のビタミンB12葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。
 
一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6葉酸は老化を防ぐうえでも、もっとも重要なビタミンとされます。
 
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