睡眠も、好機を逸すべからず 眠りには「ゴールデンタイム」がある
睡眠も、好機を逸すべからず 眠りには「ゴールデンタイム」がある
成長ホルモンの分泌が増える
夜10時~午前2時がゴールデンタイム
深い眠りであるノンレム睡眠には、ステージ1~4の4段階があります。
そのうちステージ3と4が、除波睡眠と呼ばれる特に深い眠りで、寝入ってから最初の3時間に集中して現れます。
じつは、この除波睡眠のときに成長ホルモンの分泌が盛んになるのです。
成長ホルモンの分泌量は、体内時計の作用で、時間帯により大きく変動します。
1日の中でもっとも分泌量が増えるのは、一般に夜10時から午前2時ごろ。
「眠りのゴールデンタイム」と呼ばれるこの4時間と、除波睡眠の多い時間が重なるようにすれば、眠りの質が高まります。
なるべく、夜11時にはベッドに入るようにしましょう。
成長ホルモンは、子供の成長だけでなく、大人にとっても若さと健康を保つうえで大切なものです。
11時に寝て6時に起きるのも、午前3時に寝て10時に起きるのも、睡眠時間は同じ7時間ですが、長い目で見れば体調や肌の状態に大きな違いが出てきます。
<睡眠中の増えるホルモンが体を守り、維持している>
睡眠中に分泌されるのは、睡眠ホルモンのメラトニンや成長ホルモンだけではありません。
乳腺の発達や皮膚の潤い保持にかかわるプロラチン。
コルチゾールは、ストレスを受けたときに出るストレスホルモンとして知られています。
分泌過多だと体に負担がかかるので、悪玉ホルモンのように思われていますが、それは誤解です。
コルチゾールは通常、午前3時ぐらいから増え始め、起床前後に大量放出されます。
そうして血圧や血糖値を上げ、日中に襲ってくるさまざまなストレスに対して臨戦態勢を整えてくれているのです。
※健康な大人の場合、眠るとまず「ノンレム睡眠」には入り、ステージ1(うとうと)→2(すやすや)→3(ぐっすり)→4(さらにぐっすり)と眠りが深まっていきます。
ステージ3と4は、脳波が大きな波型のデルタ波になるため「除波睡眠」と呼ばれ、体も脳も眠っている状態です。
その後、体は眠っていても脳が活動している「レム睡眠」に移ります。
「15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
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それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
また、最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
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