運動、時と場所を選ばず 「ながらトレーニング」のススメ

イメージ 1
運動、時と場所を選ばず 「ながらトレーニング」のススメ
 
家事や子育て、デスクワークをしながらでも
体は鍛えられる
 
忙しくて運動する時間がないという声をよく聞きますが、それは言い訳。
「やれない」のではなく、「やらない」だけです。
デスクワーク中、ときどき机の下で足を浮かせてみてください。
1分間これをやるだけで、腹筋と背筋、太ももの筋肉が鍛えられ、姿勢もよくなります。
電車の中で吊り革につかまって交互に片足立ちをしたり、エスカレーターやエレベーターをやめて階段を使うのもおすすめです。
ただし、階段を下りるのは膝関節を痛めるので、運動として階段を使う場合は上るだけにしておくこと。
帰宅時に一つ手前の駅で降りて早足で歩いたり、少し遠くの店までランチに行ったりすれば、足腰を鍛えられるうえ、精神的にもリフレッシュできます。
 
その気になれば、家事や子育てをしながらだって体は鍛えられます。
洗濯物を最低10回パンパン振ってから干せば、上腕二頭筋と三頭筋が引き締まり、タオルもフワフワ。
肩こりもラクになり一挙三得です。
ほかにも、つま先立ちをしながら歯磨きや料理をする、ひじを耳と平行になる高さまで上げて髪を洗う……など、工夫次第で日常生活のすべてがトレーニングになるのです。
 
<部屋の片づけ20分は軽い筋トレ20分と同じ>
 
 厚生労働省も、日常のさまざまな活動を「運動」ととらえる考え方を推奨。
健康のためには、1週間に23エクササイズ以上(そのうち4エクササイズ以上は本来の運動)、体を動かすのが理想としています。
 
「エクササイズ」というのは、「メッツ」に時間をかけたもの。
メッツは、酸素摂取量が安静時の何倍になっているかではかる「身体活動の強さ」の単位のことです。
たとえば、部屋の片づけや軽く汗をかく程度の筋トレは3メッツ、20分続けると1エクササイズに相当します。
また、スコップで雪かきをするのとジャズダンスは、同じ6メッツ、10分続ければ1エクスサイズになります。
 
現在の自分の活動量をチェックしてみましょう。
1週間の合計が23エクササイズ未満の人は、すぐに生活改善を!
15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
筋肉や神経を動かすエネルギーを作るのがビタミンB1神経伝達物質の生成に働くのがビタミンB6、そしてビタミンB12の役目は神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてくれません。
 
また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。
ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12葉酸
 
ビタミンが欠乏すると、記憶障害、無気力、集中力の低下、妄想、錯乱の症状が出ることは事実です。
東京武蔵野病院 副院長 田中信夫先生によれば、認知症患者の血中ビタミンB12は、通常の人より少ないそうです。
認知症患者に、ビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽くなると言われています。
 
老人の認知症3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク(アミロイドβタンパク)合成、核酸合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、タンパク(アミロイドβタンパク)合成と核酸合成の両方に役立っています。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!