朝茶は七里帰っても飲め 茶カテキンは脂肪を燃やすか?

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朝茶は七里帰っても飲め 茶カテキンは脂肪を燃やすか?
 
抗酸化力では緑茶が1番。
2番がココア3番はコーヒー
 
食後やお茶の時間に、何を飲んでいますか。
 
カーキ色の色素成分で、渋味のもとでもあります。
緑茶を発酵してつくるウーロン茶や紅茶にも含まれていますが、含有量は緑茶が圧倒的。
しかも、緑茶カテキンの半分を占めるエピガロカテキンガレートは、カテキン類の中でも最強の抗酸化物質なのです。
コーヒーやココアにもポリフェノールが含まれていますが、抗酸化パワーでいうと、やはり1番は緑茶。
2番がココアで、3番がコーヒーでしょうか。
 
お茶に除菌効果や食品の酸化を抑える作用があるのは、昔から知られていました。
最近は、脂肪燃焼を促す作用が注目され、高濃度茶カテキンを添加した飲料なども販売されています。
ダイエット効果については、まだ研究途上で否定的意見もありますが、緑茶が体にいいのは確か。
カテキンは、24時間以内に尿に混じって体外に排出されてしまうので、毎朝&コーヒーブレイクに、お茶を飲む習慣をつけましょう。
 
緑茶には、ビタミンCが豊富なのもうれしいところ。
ビタミンCは熱に弱いのですが、カテキンと結びつくと壊れにくくなります。
 
<お茶をたくさん飲む人はがんや心臓病のリスクが低い>
 
 緑茶の効能に関してさまざまな調査が行われ、次のような結果が出ています。
 
110杯以上飲む人は3倍以下の人より、がんのリスクが約40%、心臓病で死亡するリスクは男性で40%、女性で20%低い。(埼玉県立がんセンター研究所)
15杯以上飲む人は1杯以下の人に比べ、脳血管障害による死亡リスクが男性で35%、女性で42%低い。また12杯以上飲む人は、週3杯以下の人に比べ、認知障害に陥った率が半分以下。(東北大学)
16杯以上飲む人は、週1杯未満の人と比べ、糖尿病の発症リスクが33%低い。(大阪大学)
 
 さらに、人間の細胞やネズミを使った実験で、カテキンのインフルエンザ予防効果や、がん細胞の増殖を抑える作用が確認されたという報告もあります。
 
 一方で、海外では高濃度カテキンサプリメントが原因と思われる肝臓障害も出ています。
カテキンはたくさんとればよいというわけではありません。
高濃度カテキンのみをとるのは、おすすめできません。
15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因の多くが脳梗塞です。
脳梗塞は、初期段階に数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現します。
これが隠れ脳梗塞と呼ばれるものです。
隠れ脳梗塞は早い人だと30代から表れ、40代を過ぎると急に増加すると言われています。
 
 体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
すべてのビタミンが老化遅延に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6葉酸は、もっとも重要なビタミンとされます。
現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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