大豆は畑のお肉 大豆イソフラボンで女らしさをキープ
みそ汁を1日3杯以上飲む人は
飲まない人よりがんになりにくい
大豆に豊富に含まれている無色から淡黄色の色素成分です。
月経や出産をコントロールしているエストロゲンは、抗酸化パワーも強力で、フリーラジカルや活性酸素を消去したり、悪玉コレステロールを減らしたり、血管や肌の弾力を保ったり、丈夫な骨を維持したり……と大活躍。
イソフラボンも、体内で同じような働きをすると考えられているのです。
50歳前後で閉経すると、エストロゲンの分泌が急激に減ってしまいます。
中高年の女性は特に豆腐や納豆を食べて「植物エストロゲン」を外から補ってあげましょう。
長寿で知られる中国の貴陽をはじめ、大豆をよく食べる地域の女性は、更年期障害の症状が軽いという調査結果が出ています。
骨粗鬆症の予防も期待できます。
男性や若い女性にとっても、大豆は頼りになる存在です。
「畑の肉」と呼ばれるだけに、30%以上がタンパク質。
しかも、ミネラル類やビタミンEとB群、最近注目されているサポニンも豊富です。
脂質の代謝をよくし、肥満等防止の効果があるといわれています。
<大豆イソフラボンの抗がん作用に注目!>
その効果は、女性特有のがんに限ったことではありません。
豆腐1丁(300g)に含まれているイソフラボンの目安は約60mg。
納豆1パック(50g)=37mg、みそ汁1杯(みそ12g)=6mg、豆乳(200ml)=50mgです。
「15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
また、ビタミンB群はバランスよく摂ることが望ましいといわれております。
※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!