大豆は畑のお肉 大豆イソフラボンで女らしさをキープ

イメージ 1
大豆は畑のお肉 大豆イソフラボンで女らしさをキープ
 
 みそ汁を13杯以上飲む人は
飲まない人よりがんになりにくい
 
大豆に豊富に含まれている無色から淡黄色の色素成分です。
 
大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと構造がよく似ています。
月経や出産をコントロールしているエストロゲンは、抗酸化パワーも強力で、フリーラジカル活性酸素を消去したり、悪玉コレステロールを減らしたり、血管や肌の弾力を保ったり、丈夫な骨を維持したり……と大活躍。
イソフラボンも、体内で同じような働きをすると考えられているのです。
 
50歳前後で閉経すると、エストロゲンの分泌が急激に減ってしまいます。
中高年の女性は特に豆腐や納豆を食べて「植物エストロゲン」を外から補ってあげましょう。
長寿で知られる中国の貴陽をはじめ、大豆をよく食べる地域の女性は、更年期障害の症状が軽いという調査結果が出ています。
骨粗鬆症の予防も期待できます。
 
男性や若い女性にとっても、大豆は頼りになる存在です。
「畑の肉」と呼ばれるだけに、30%以上がタンパク質。
しかも、ミネラル類やビタミンEとB群、最近注目されているサポニンも豊富です。
サポニンは渋味や苦味の成分で、糖関連物質群のファイトケミカル
脂質の代謝をよくし、肥満等防止の効果があるといわれています。
 
大豆イソフラボンの抗がん作用に注目!>
 
厚生労働省4059歳の女性約2万人を10年間にわたって追跡調査をしたところイソフラボンの豊富なみそ汁を13杯以上飲むグループは、1杯未満のグループより乳がんの発生率が40%減少していました。
 
その効果は、女性特有のがんに限ったことではありません。
世界保健機関(WHO)が、世界8カ国で行った調査で、男性の前立腺がんについても、イソフラボン摂取量が多い地域ほど死亡率が低くなることが確認されています。
また、岐阜大学が行った大規模追跡調査によると、イソフラボン摂取量の多いグループは少ないグループと比べ、胃がんによる死亡リスクが60%以下でした。
 
そんな頼もしい大豆イソフラボンですが、とりすぎるとホルモンバランスを乱す恐れも、食品安全委員会は、1日の摂取量の上限を7075 mg(そのうちサプリメントなどは30mg)と定めています。
豆腐1(300g)に含まれているイソフラボンの目安は約60mg
納豆1パック(50g)=37mg、みそ汁1(みそ12g)=6mg、豆乳(200ml)=50mgです。
15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
 人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
 
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
認知症の原因の多くが脳梗塞です。
脳梗塞・隠れ脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つと捉え、脳の血管を健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
また、ビタミンB群はバランスよく摂ることが望ましいといわれております。
 
※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!