「しなやかな血管」と「硬い血管」の違いとは

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「しなやかな血管」と「硬い血管」の違いとは
 
「しなやかな血管」の定義とは、「健康な血管」のこと。
 
血液がサラサラとスムーズに流れていくイメージです。
必要なときには、血管の太さを拡張することだってできます。
 
反対に「硬い血管」の定義とは、「動脈硬化が進みかけている血管」のこと。
 
血液がドロドロと流れています。
もちろん、どんなに必要なときであっても、血管の太さを拡張するどころではありません。
 
血管の太さを拡張できないことには、さまざまなリスクがあります。
 
血液が心臓から全身に送り出されたときのことを「収縮期(最高)血圧」といいます。
そのときに血圧が最も高くなりますが、血管の太さを拡張できないと、血流が早くなってしまうため、血管壁などにストレスがかかってしまいます。
 
そのような負荷が高い状態を「シェアストレス」と呼びます。
当然、血管壁などに傷が付きやすくなります。
血管壁に傷ができた場合、「止血係」である血小板が傷を修復してくれることもありますが、血栓ができてしまうことも多くあります。
 
血栓は、その場で血管を詰まらせたり、血流に乗って遠くに運ばれた先で血管を詰まらせたりすることもあります。
血管壁を守るという観点からも、血管はしなやかに太さを変えられるほうがよいのです。
 
また当然のことながら、硬い血管の場合は、動脈硬化が進みかけているため、ほかにもさまざまなトラブルを伴っている可能性があります。
たとえば、狭くなっていたり、プラークがある可能性も非常に高いでしょう。
 
めざすべきは、「しなやかな血管」であることは言うまでもありません。
「しなやかな血管が健康の10割 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

 

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

 一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切です。
 
 人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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