「アマニ油」をおすすめする4つの理由

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「アマニ油」をおすすめする4つの理由
 
患者さんにもおすすめしているその主な理由は、4つあります。
 
1.αリノレン酸含有量はくるみの2
 
クルミにはリノレン酸が多く含まれています。
ナッツのなかではダントツに多く含んでいるのは事実ですが、クルミ100グラムに含まれるαリノレン酸の量は9グラムにすぎません。
 
これに対し、アマニは100グラム中に23グラムのαリノレン酸を含んでいます。
くるみの2倍以上ですから、ずいぶん差があります。
 
2.AA含有量が少ない
 
αリノレン酸を含む植物油には、AAとなるリノール酸は含まれています。
 
アマニ油も例外ではありませんが、アマニ油に含まれるリノール酸の含有量は、約16パーセントと植物油のなかではもっとも少ないていう報告があります。
 
炎症を招くAAの摂取量が少なくてすむという点も、アマニをおすすめしている理由です。
 
3.食物繊維も豊富
 
また、アマニは食物繊維も多く含んでいます。
 
100グラム中の「不溶性食物繊維」は10グラム。
「水溶性食物繊維」は18グラムと、合計で28グラムとなっています。
 
食物繊維が多いとされているごまでも100グラム中の含有量は12.6グラム、そら豆は14.9グラム、ごぼう6.1グラム、おからは9.7グラムですから、アマニに含まれている食物繊維の量がいかに突出しているかがわかります。
 
血糖値の上昇をゆるやかにし、コレステロールの排泄を促す水溶性食物繊維が多いのも、魅力のひとつですね。
 
4.注目すべきはリグナン
 
もうひとつ、アマニに含まれている「リグナン」という物質の作用も注目されています。
 
リグナンとは女性ホルモンのエストロゲンと似たような作用をもたらす物質で、大豆やごまにも含まれています。
 
アマニに含まれているリグナンにも、大豆イソフラボンのように女性ホルモンの作用を助けたり、コレステロールを調整したりするのではないかと、その効果が期待されています。
 
体内で「EPA」となって血管を守るだけでなく、食物繊維やリグナンなど美容、健康、若返りに役立つ栄養素も含んでいるのですから、アマニがいかにいいかがわかっていただけるのではないでしょうか。
「血管の名医が教える15歳若返る習慣 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
もしビタミンB群のビタミンB12葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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