
肉もラーメンも体にいい!?「ちょい足し健康法」
たとえば、肉を食べるときにアマニ油をかければ、魚の油をいっしょにとるのと同じことになります。
魚嫌いなら肉にアマニをかけて、“なんちゃって魚”にして食べましょう。
肉は不健康、あまりとらないほうがいいというイメージがついていますが、アマニをかけることで、EPAとAAのバランスが調整され、ちょっといいものに変わるのですから、すばらしいと思いませんか。
塩分たっぷり、脂たっぷりのラーメンは体に悪いけれど、アマニをふりかけるとちょっと体にいいものを食べたことになります。
もちろん、毎日ラーメンはダメですが、ときどき好きなものを食べるのは悪いことではありません。
アマニをかけて体にいい油をとって、スープを残すようにすれば、ラーメンをそのまま食べるよりは体にいいラーメンを食べたことになります。
アマニは悪いものを食べているという罪悪感が、さっとふりかけることで軽くなる魔法のアイテムです。
さらに、そのままラーメンを食べると塩分の過剰摂取とタンパク質不足になります。
スープを残して減塩にこだわり、トッピングに卵を追加してタンパク質を補うとよりヘルシーなラーメンになります。
バターも同じです。
動物性脂質だからよくないという意見もありますが、フランスパンに油をつけるなら、オリーブ油よりバターのほうがおいしいと思うので、バターを使っています。
こんなときには、バターにローストアマニを加えます。
粒タイプのものを加えると、プチプチした食感やローストした香ばしさが、バターのおいしさを引き立ててくれますし一石二鳥です。
クリームチーズに混ぜてもおいしそうですね。
ドレッシングもαリノレン酸を多く含む油を使っているものを活用しましょう。
最近は、αリノレン酸入りのマヨネーズやドレッシングがスーパーなどで市販され、手に入れやすくなっています。
サラダは体にいいと思っている人がほとんどですが、サラダにかけるドレッシングやマヨネーズはリノール酸がたっぷり入っています。
せっかく野菜という体にいいものなのに、体内でAAになるよくない油で食べてしまっていてはもったいないと思いませんか。
どれも“なんちゃって健康法”かもしれませんか、「体にいいものだけ」を選んで食べ続けることはとても難しいことです。
「体に悪いもの」より「ちょっといいもの」を。
「ちょっといいもの」より「いいもの」をとあまりムリせず賢く選んでいく知恵と工夫が、長期的に見て、若さと健康を保つ秘訣ではないかと思っています。
「血管の名医が教える15歳若返る習慣 より」
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
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