夜遅い時間の食事が「肌荒れ」を起こす、ふたつの理由

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夜遅い時間の食事が「肌荒れ」を起こす、ふたつの理由
 
最近、残業続きで忙しいなと思っていたら、すっかり肌が荒れていた……そんな経験は、誰にでもあるでしょう。
 
その大きな原因のひとつが、夜遅い時間の食事です。
 
食事では、何を食べるかだけではなく、いつ食べるかも、重要なポイントです
食べるタイミング次第では、同じものを食べても、その食品は栄養どころか“毒”になってしまう可能性があるからです。
 
人間のカラダには体内時計があり、この働きにより理想の食事時間があります。
体内時計のリズムに合わない食事を長く続けると、体内時計が狂ってしまい、胃腸をはじめ、さまざまな内臓に負担がかかってくるのです。
 
その結果、胃腸の調子が悪くなれば、食べ物の栄養をしっかり吸収できなくなり、肌を健康に保つための栄養も当然不足しがちになります。
胃腸の不具合が吹き出物となって肌にあらわれることもあります。
 
また、美肌と深く関係のある肝臓にも負担がかかり、体内の毒素が分解されなくなったり、栄養素が細胞に十分に行き渡らなくなったりします。
 
それだけではありません。
遅い時間に食事をすると、食べてすぐ寝ることになるでしょう。
これが肌のために、とてもよくないのです。
 
大きな問題はふたつあります。
 
ひとつは、消化吸収の問題です。
本来、人は寝てる間、胃腸を休めるため、その動きが鈍くなるようにできています。
ですから、食べてすぐに寝ると、食べ物は胃で十分に消化されないまま腸に届くことになります。
すると、腸は栄養をしっかり吸収できなくなってしまいます。
つまり、たんぱく質やビタミン類が豊富な食品を食べたとしても、寝る前に食べると栄養が吸収されにくいのです。
 
ふたつめは、成長ホルモンの問題です。
「肌は夜作られる」といいますが、あれは本当です。
肌細胞を作るために欠かせない成長ホルモンは、眠りについた約1時間後に、もっとも多く分泌されることがわかっています。
 
ただし、この成長ホルモンは、しっかり熟睡していないと出てきません。
夜寝る前に食事をすると胃腸が完全に休めないため、質のよい眠りにはならず、成長ホルモンも出ない。
その結果、肌が荒れていく……というわけです。
 
美肌を保つためには、起床後12時間以内、遅くとも14時間以内に夕食を終え、しっかり消化してから眠ることがとても大切です。
就寝前の3時間はなるべく食べないようにすることが理想的です。
「老けない人は何を食べているのか より」
 
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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