見た目も血管も老けていく、「粗食」の思わぬ落とし穴

イメージ 1
見た目も血管も老けていく、「粗食」の思わぬ落とし穴
 
昔から「粗食の人は長生きする」と言われており、これまで粗食をおすすめする本も数々出版されてきました。
 
粗食に厳密な定義はありませんが、ブームとなった粗食は、未精製の穀物とみそ汁と野菜類、豆類、海藻類、魚介類で構成された和食のようです。
 
この粗食の意味がひとり歩きをして、ごはんとみそ汁、漬物などの食事で、肉も魚も大豆製品もとらない粗末な食事と勘違いして実践している方がいらっしゃるようです。
 
粗食を続けていれば、いつまでも血液がサラサラしていて、血管もしなやかで、脳梗塞にもなりにくい……。
そうお考えの方に、ちょっと耳を傾けていただきたい情報があります。
 
ごはんとみそ汁、漬物で構成される食事の特徴をひと言で言えば、たんぱく質や脂質の少ない食事、つまり「低栄養」の食事です。
塩分摂取量が高い食事ともいえるでしょう。
 
たんぱく質はカラダを構成する基本成分になるため、不足すると貧血、免疫力の低下、スタミナ不足が起き、そして何よりも筋肉量が減っていきます。
 
脂質は諸悪の根源かのように嫌われる存在ですが、体内で重要な働きをしています。
まず、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられ、必要に応じてエネルギーとして使われています。
たとえば、寝ている間や有酸素運動時などグリコーゲンが枯渇してくると利用されます。
また、細胞膜やホルモンの材料でもあります。
脂溶性のビタミン類の消化、吸収、運搬などの働きもします。
 
先ほどのような、たんぱく質や脂質が少なく、塩分の多いみそ汁、漬物で構成される食事を続けると、高血圧や血管、細胞膜が弱くなって脳卒中になりかねず、筋肉量が減ることで見た目もやつれ、実年齢より老けて見える可能性が高まります。
「老けない人は何を食べているのか より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
 「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
 
Yahoo!ショッピング「いい買物週間 11/5(thu)00:0011/11(web)23:59
※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!