DHAやEPAという言葉は、お聞きになったことがあるでしょう。
DHAはドコサヘキサエン酸、EPAはエイコサペンタエン酸といい、どちらも青魚に豊富なn-3系脂肪酸です。
近年、n-3系脂肪酸の健康効果に注目が集まったことで、DHAもEPAもすっかり有名になりました。
なお、私たちのカラダは、若いうちはα-リノレン酸を体内でEPAに、そしてEPAをDHAに変換することができるのですが、年をとってくるとこれがむずかしくなってきます。
α-リノレン酸の効果が知られるようになってきてから、このふたつの油を食事に使う人がどっと増えました。
でも、ちょっと待ってください。
これらの油は、適量を摂取する限りは確かにカラダによい油ですが、使い方を間違えると、かえってカラダに悪影響を与えてしまいます。
油は酸化すると、老化を早める過酸化脂質になるため、カラダによくありません。
また、瓶に入れて置いておくだけでも、使っていくうちに空気にふれ酸化するので、なるべく早く使うことも大切です。
古くなった油を使うと、体内の過酸化脂質を増やしてしまうだけです。
毎食サラダにたくさんかけたいという人は、この機会に使用量を見直してみてください。
「老けない人は何を食べているのか より」
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
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