ダイエットには絹ごし豆腐、カルシウム補給には木綿豆腐がおすすめ

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ダイエットには絹ごし豆腐、カルシウム補給には木綿豆腐がおすすめ
 
豆腐には絹ごしと木綿がありますが、その違いを正確にご存知でしょうか。
 
絹ごし豆腐は絹の布で豆乳を濾して作ったもので、木綿豆腐は木綿の布で豆乳を濾して作ったものだと思っている人が多いようですが、それは間違いです。
 
絹ごしと木綿と呼ばれるようになったのは、あくまでも舌触りの問題です。
絹で濾したようにやわらかな食感がすることから「絹ごし」と、それに比べると舌触りがしっかりしていることから「木綿」と呼ばれるようになったのです。
 
このふたつの本当の違いは、作り方にあります。
 
絹ごしは、濃い豆乳に凝固剤を加えて、そのまま固めて作ったものです。
 
一方、木綿は、絹ごしより薄い豆乳に凝固剤を加えて固め、それを一度崩してから圧力をかけて水分を搾り出して固め直したものです。
 
こうした製造方法の違いにより、絹ごしと木綿では、その栄養価にも違いがあります。
木綿豆腐は水分を搾り出して作るぶん、栄養も凝縮されていて、たんぱく質も鉄も、絹ごしに比べて多く、カルシウムはなんと3倍近く含まれています。
 
絹ごし豆腐は、水溶性のビタミン類であるビタミンB1とビタミンB2、水溶性のミネラルであるカリウムなどが木綿豆腐に比べて多く、カロリーが低めです。
 
ですから、カルシウム不足が気になるときは木綿豆腐を、体型が気になるときは絹ごしといったように、食べ分けてみてはいかがでしょうか。
 
とはいえ、絹ごしでも木綿でも、豆腐がアンチエイジングに効果的な食品であることは間違いありません。
 
どちらも、畑の肉といわれる大豆から作られ、必須アミノ酸がバランスよく含まれている良質のたんぱく質源です。
木綿豆腐に含まれるたんぱく質119.8g、絹ごし豆腐は14.7gで、木綿豆腐のほうが絹ごし豆腐よりもたんぱく質を若干多く含んでいます。
「老けない人は何を食べているのか より」
 
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 イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
食事をぬくと低血糖状態になるため、イライラしやすくなります。
また、体内でブドウ糖が不足して血糖値が低くなると、血液中にあるトリプトファンやコリンなどのアミノ酸の吸収が悪くなるため、それらから作られる神経伝達物質セロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足してしまいます。
良質のたんぱく質(アミノ酸)が含まれる肉や魚介、卵、牛乳などをとりましょう。
神経伝達物質の生成に欠かせないビタミンB12はレバーや肉、魚介など、動物性食品に多く含まれています。
 
カルシウムは成人男女の場合、1日の目標摂取量は600mgほどですが、日本人の半数以上が目標量に達していません。
カルシウムが不足すると、神経伝達のために骨を溶かして補うので、骨がもろくなります。
イライラだけでなく、骨粗しょう症予防のためにもカルシウムを積極的にとりましょう。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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