ホウレンソウもいいけど、小松菜をおすすめするさまざまな理由

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ホウレンソウもいいけど、小松菜をおすすめするさまざまな理由
 
どこの家庭でも、毎日の食事において、バランスをとるために青菜の小鉢を一品プラスすることは多いでしょう。
たとえば、ホウレンソウのおひたし。
ホウレンソウはカラダにいいからと、ほとんど毎日のようにおひたしにして食べているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
ホウレンソウといえば、鉄が補給できる野菜として一般に知られています。
そのほかの栄養も豊富なので、日々の食事にプラスする青葉にはホウレンソウこそが最適だと信じて疑わない方が多いようです。
 
しかし、どういうわけかあまり知られていないことですが、実は、鉄はホウレンソウよりも小松菜のほうが多く含んでいるのです!
鉄の量は、ホウレンソウが100g2.0mgに対して、小松菜は2.8mgです。
 
言うまでもなく、鉄は不足しがちな大切なミネラルです。
血中の鉄は、体中に酸素を運ぶために必要なものなので、鉄が不足すると、全身の細胞に酸素が十分に行き渡らなくなり、結果的にカラダは老けていきます。
 
また、ホウレンソウには、鉄の吸収を妨げるシュウ酸が含まれているのに対し、小松菜にはほとんど含まれていません。
 
このため、ホウレンソウを料理に使う際は、シュウ酸を取り除くために一度ゆでこぼす作業が必要です。
でも、小松菜は生でも食べられるので、そのまますぐに料理に使えます。
 
そのうえ、小松菜はカルシウムも豊富。
こちらは、ホウレンソウが100g49mgに対して、小松菜は170mg
なんと、3倍以上も含んでいるのです。
 
アンチエイジングを考えたとき、食事には青菜を使った料理が必ず一品は入っているのが理想的です。
ホウレンソウでももちろんかまいませんが、鉄やカルシウムが豊富なうえに手軽に調理できる小松菜は、とてもおすすめの青菜です。
「老けない人は何を食べているのか より」
 
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 「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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