
甘いお菓子を食べたい、だけど太りたくない…そんな人は食後に食べる
ケーキにアイスクリーム、どら焼き、大福……。
甘いお菓子は、本当に魅力的です。
でも、たまに食べるぶんには問題ないとはいえ、甘いものが太りやすいというのは、まぎれもない事実です。
甘いものが太りやすい理由のひとつに、血糖値の問題があります。
血糖値が急上昇して高血糖が続くと、カラダにさまざまな悪影響を及ぼします。
太るというのも、そのひとつです。
ところが、甘いお菓子でも、食べ方をちょっと工夫するだけで、血糖値を上がりにくくすることができるのです。
結論から言うと、甘いものは空腹時に食べず、食後に食べることです。
甘いものといえば、デザートとして食後に食べることが多いわけですが、これは血糖値の急上昇を防ぐという観点からも、理にかなった食べ方です。
糖尿病を気にされている方はよくご存知だと思いますが、ここで血糖値とインスリンの関係について、少し説明をしておきましょう。
私たちが食事をすると、食べ物から得た糖質によって、血液中のブドウ糖、つまり血糖値が上がっていきます。
インスリンは、常にちょっとずつ分泌されていますが、食事をして血糖値が上がると、そのたびに追加で分泌されます。
こうしてできた中性脂肪がカラダに蓄えられると、私たちは太っていくわけです。
お腹がぺこぺこというときに、いきなりケーキや大福などを食べると、血糖値が急上昇して、インスリンがいっぱい出てしまいます。
でも食事の直後なら、ケーキや大福の消化吸収が単独で食べるときに比べて抑えられるために、血糖値は急激に上昇しなくてすみます。
そうはいっても、このときとばかりに大量に食べるのはNGです。
先に食事でとった糖質・脂質に、ケーキや大福でとった糖質・脂質が上乗せされてしまい、総摂取量が増えるのは事実です。
食べるタイミングと摂取量に気をつけたうえで、たまにはそのおいしさを味わってください。
「老けない人は何を食べているのか より」
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
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