肌のたるみには、レバニラ炒めで対抗する

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肌のたるみには、レバニラ炒めで対抗する
 
肌が老けて見える要因といえば、シミ、シワ、たるみ。
シミはメラニン色素の沈着、シワはコラーゲンの損傷が原因ですが、それでは、たるみの原因はなんでしょうか。
 
私たちの肌で、コラーゲンの繊維を支える役目を果たしているのが、エラスチンです。
エラスチンは弾性線維と呼ばれるもので、ばねのような弾力を持っています。
このエラスチンが、活性酸素の影響で傷ついたり、年齢とともに少なくなってくると、コラーゲン繊維を支えきれなくなって、だらんとたれてきます。
これが肌のたるみです。
 
エラスチンも、コラーゲンと同じく、繊維芽細胞から作られます。
エラスチンの原料はたんぱく質ですから、たるみを防ぎ、ハリのある肌を保つためには、たんぱく質の補給は欠かせません。
 
ですが、たんぱく質を十分とっているからといって、安心はできません。
繊維芽細胞が分裂して正常に分化していくためには、亜鉛とビタミンAが必要だからです。
 
つまり、エラスチンで肌をしっかり作っていくためには、その材料であるたんぱく質亜鉛、ビタミンAを補給しなければならないのです。
 
亜鉛もビタミンAも豊富な食材に、卵、牛乳、ウナギ、アナゴ、ギンダラ、レバーなどがあります。
これらの食材を、カラダの中でビタミンAに変わるβ-カロテンやビタミンCが豊富なニラなどの緑黄色野菜と一緒に調理するのがおすすめ。
たとえば、レバニラ炒めなどは、ビタミンAの補給に最適なメニューのひとつですね。
 
また、ビタミンAの補給には、やはりニンジンがおすすめです。
β-カロテンが豊富なので、付け合せやサラダ、煮物などにして、積極的に食べましょう。
 
以前、ニンジンにはビタミンCを壊してしまうアスコルビナーゼという酵素が含まれているため生食には適さないといわれていましたが、それは間違いです。
ビタミンCはアスコルビナーゼによって酸化しますが、それは体内で元に戻り、ちゃんとビタミンCとして働くことがわかっています。
安心て召し上がってください。
「老けない人は何を食べているのか より」
 
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 「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
また、一般にビタミンB群は協力して働いているため一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
 
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