デスクワーク……座りっぱなしが病気を招く

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デスクワーク……座りっぱなしが病気を招く
 
人によって生活のスタイルはまったく違うものです。
生活が違えば、注意するポイントも変わってきます。
 
まず、デスクワークの人。
仕事時間は基本的にずっと座ったまま、同じ姿勢を取り続けているという方は、結構多いと思います。
 
座りっぱなしは、血管にとって良くありません。
というより、かなり悪い。
 
座っている時間が長い人は、そうでない人に比べて、「血糖値やコレステロール値が高くなりやすく、糖尿病や心臓病が増える」とか、「死亡リスク自体が24割高く、寿命も短く、脳卒中や結腸がん、前立腺がんが増える」といった指摘があります。
 
これらのリスクは、たとえ週に12回ジムに行ったとしても、です。
 
なぜ座りっぱなしが悪いのかと言うと、下半身の血流が滞り、エネルギーの代謝が悪くなるから。
また、ずっと同じ姿勢をとっていると、エコノミー症候群と同じように、静脈性の血栓ができやすくもなります。
 
座りっぱなしの時間が長い人へのアドバイスは、とにかくこまに動くこと。
これに尽きます。
 
社内の誰かに用事があるときには、メールや内線ではなく、直接出向く。
コピーやお茶は、誰かに頼むのではなく、自分で行く。
トイレに行くときには、あえて別の階のトイレに行く。
足元に落ちていたゴミを、あえてちょっと離れたゴミ箱まで捨てに行く。
ゆとりがあるときには、気分転換に外の空気を吸いに行く。
ランチには、ちょっと遠くの店まで歩いて行く。
 
こうしたちょっとした工夫で、座りっぱなしの状況を回避することができます。
「人は血管から老化する より」
 
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 認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
 
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
 
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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