血管が硬くなって弾力性を失うと、全身の血管に血液を送り出している心臓は、より強い力で血液を押し出さなければいけなくなります。
そうすると、血圧が上がるので、そのことがさらに動脈硬化をすすめてしまい、心臓はもっと強い力で血液を押し出さなければいけなくなってしまいます。
もう、悪循環です。
そんな状況を続けていると、心臓に大きな負担がかかります。
その負担にたえるために、心臓の筋肉が少しずつ肥大・拡大していくのですが、そうすると、電流に乱れが生じて「不整脈」になりやすくなるのです。
不整脈とは、脈が乱れること。
脈が乱れるということは心臓のリズムが乱れているということです。
不整脈にはいくつかの種類がありますが、なかでも「心房細動」という、心房のなかで電気の流れが乱れて脈が速くなるタイプの不整脈になると、心臓の内部で血栓ができやすくなります。その血栓が血流に乗って全身のどこかの血管の途中で詰まってしまうと、その先にある臓器が正常な働きを続けられなくなり、さまざまな病気を引き起こします。
そんな怖い病気も、もとをたどれば、血管の老化がその一因となっているのです。
「人は血管から老化する より」
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どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてくれません。
また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。
ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12、葉酸。
ビタミンが欠乏すると、記憶障害、無気力、集中力の低下、妄想、錯乱の症状が出ることは事実です。
高齢者の
また、ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
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