副腎ケア習慣1:1日3食習慣で、たんぱく質を少しずつ、ゆっくり吸収しよう!

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副腎ケア習慣113食習慣で、たんぱく質を少しずつ、ゆっくり吸収しよう!
 
副腎疲労の方は腸からの吸収が悪い状態にあるということを前提に、食生活を再構築する必要があります。
 
そこからか考えると、理想的には13食。
本当に吸収が悪い人は、さらに4食、5食に分けて、少しずつ食事をするとよいでしょう。
食事の全体量を増やす必要はありませんので、その点は誤解なさらないでください。
 
特にたんぱく質は、3大栄養素のうちで最も吸収のしづらいものでありながら、人間の体をつくるための大切な材料であり、腸の炎症した部分の修復にも必要なものですから、副腎の疲労を回復し、その健康を保つために一番大切なものです。
体調的に問題がなければ、朝食で少しの肉や魚を食べるのも良いと思います。
 
 もちろん、食べて気持が悪くなったり、無理をしないと食べられない場合は、昼食や夕食で補えば大丈夫です。
 
 また、副腎疲労の人は血糖値がすぐに落ちやすいので、食事の間が開き過ぎると低血糖でふらついてしまったりすることがあります。
 
 その際にも、食事の回数を増やして、少しずつとる方法は有効です。
 
 どうしても、朝食を食べるのがつらいという方は、野菜ジュースだけで済ませても結構です。
ただし、多少面倒でも市販の野菜ジュースは避け、自分で野菜を切ってジューサーやミキサーでつくるようにしてください。
 
 なぜならば、市販の野菜ジュースは糖質が多く、血糖値が急激にドーンと上がってしまいますので、副腎疲労の方には向いていません。
 
 ジューサーとミキサーのどちらがよいかは、その人の体調によります。
 
 少々高価ではありますが、スロージューサーは食物繊維をとり除いてくれるので、腸の吸収にトラブルを抱えている、副腎疲労の方には向いていると思います。
 
 ミキサーは食物繊維が残るので、便秘症状がひどい方は、お腹が苦しくなる可能性がありますので、注意してください。
「自分で治す! 副腎疲労 より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
 
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
 
一般にビタミンB群は、協力して働くため一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
また、現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
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