副腎ケア習慣4:ナトリウム食材とカリウム食材のバランス感覚を身につけよう!

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副腎ケア習慣4:ナトリウム食材とカリウム食材のバランス感覚を身につけよう!
 
体内におけるミネラルとしてのナトリウムとカリウムは、シーソーのようなバランス関係にあります。
 
カリウムには、体内のナトリウムを排出する効果がありますので、適度に摂っていれば、ナトリウムの摂り過ぎを予防してくれます。
 
しかし、副腎疲労の人はもともとナトリウムが不足がちの方が多いので、ナトリウムを摂ることなく、カリウムを含む食べものを摂り過ぎると、ナトリウムがさらに不足することになるので、注意が必要です。
 
ナトリウムを含む塩分を摂り過ぎたように思えるときには、カリウムが豊富な食品を積極的に摂り、またカリウムをたくさん摂ったときには、しっかり塩分を摂るといったように、バランス感覚を身につけるとよいでしょう。
 
ナトリウムは主に塩分の強い食材に多く含まれ、カリウムは野菜や果物、豆類に豊富に含まれています。
 
カリウムの多い代表的な食品は、パセリ、ほうれんそう、にんにく、モロヘイヤ、アボカド、バナナ、キウイフルーツ、海藻、大豆、納豆、きゅうりなどの糠漬け、さつまいもなどです。
「自分で治す! 副腎疲労 より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
 
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
 
一般にビタミンB群は、協力して働くため一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
また、現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
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