腰痛と肩こりで生産性は3割ダウン

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腰痛と肩こりで生産性は3割ダウン
 
いつもどんな姿勢でパソコンを使っているでしょうか。
 
ノートパソコンを使っていると、どうしても前かがみになり、肩や腰に負担がかかります。
すると今度は椅子に寄りかかってモニターを見るようになるのですが、それはそれで肩や腰を痛めてしまうわけです。
これはデスクトップのパソコンを使っている人もほぼ同じような状況かと思います。
 
デスクワーカーは、仕事時間の大半をパソコンとにらめっこしているわけですから、パソコンを使っているときの姿勢は、健康状態にも甚大な影響を与えます。
 
なかでも多いのは、肩こりと腰痛です。
 
30代にもなると、肩こりや腰痛が気になって、仕事に集中できない人が増えてきます。
つまり姿勢の悪さが、仕事のパフォーマンスを落としているわけですが、実際にどの程度影響を与えているのでしょうか?
 
健康日本21推進フォーラムという団体は、2013年に「疾患・症状が仕事の生産性等に与える影響に関する調査」を実施しました。
この調査では、健康なときの自分の仕事のパフォーマンスを100点満点として、健康状態による不調時の得点を自己評価してもらっています。
 
集計をとると、腰痛、首、肩こりがあると生産性は平均でおよそ70点まで下がり、やる気や集中力も65点まで下がることがわかりました。
コミュニケーション能力も73点まで下がっています。
 
やる気、集中力、コミュニケーション能力は、どんな仕事をするうえでも必要です。
したがって、腰痛や肩こりは、あらゆる仕事のパフォーマンスを約30%下げてしまう可能性があるのです。
「疲れない脳をつくる生活習慣 より」
 
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筋肉や神経を動かすエネルギーを作るのがビタミンB1神経伝達物質の生成に働くのがビタミンB6、そしてビタミンB12の役目は神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてくれません。
 
また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。
ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12葉酸
ビタミンB群は協力して働いているため一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
 
ビタミンが欠乏すると、記憶障害、無気力、集中力の低下、妄想、錯乱の症状が出ることは事実です。

東京武蔵野病院 副院長田中信夫先生によれば、認知症患者の血中ビタミンB12は、通常の人より少ないそうです。

認知症患者に、ビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽くなると言われています。
 
老人の認知症3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク(アミロイドβタンパク)合成、核酸合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、タンパク(アミロイドβタンパク)合成と核酸合成の両方に役立っています。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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