不眠の3症状とは

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不眠の3症状とは
 
「世の中には、14時間ぐらいの睡眠でも平気なショートストリーパーがいるじゃないか」と反論があります。
 
たしかに適切な睡眠時間には個人差があります。
また、適切な睡眠時間は、年齢によっても変わってきます。
厚生労働省ガイドラインによると、25歳から45歳までは約7時間、45歳から65歳までは6時間半、65歳以上は6時間ぐらいが適切な睡眠時間です。
つまり、年をとるにつれて適切な睡眠時間は減ってくるわけです。
 
では、自分に適切な睡眠時間を知るにはどうすればいいのでしょうか。
 
ひとつの目安は、「日中に眠くならない」ということです。
仕事中にうとうとしたり、頭がぼんやりしたりする人は、おそらく睡眠時間が足りていません。
 
さらに、睡眠は「量」だけでなく「質」が非常に重要です。
 
ます、自分が次の「不眠の3症状」に当てはまるかどうか、チェックしてみましょう。
 
1 入眠困難・・・なかなか寝つけない
2 中途覚醒・・・寝ている途中で起きてしまう
3 早朝覚醒・・・起きたい時間より早く目が覚めてしまう
 
いずれかに心当たりのある人は、睡眠の「質」が低く、脳が上手に休めていない可能性があります。
そこでまずは、こうした症状が起きる理由を、眠りのメカニズムから考えていきましょう。
「疲れない脳をつくる生活習慣 より」
 
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脳や神経が働くときは、神経線維同士の間を情報伝達物質というものが行き来します。
二本の神経線維で一単位となるその部分は「シナプス」と呼ばれます。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
 
ビタミンB12は、もともと悪性貧血を防ぐビタミンとして知られています。
血液細胞が正常につくられるには、ビタミンB12が必要だからです。
それと同時に、脳神経系の働きにも深くかかわっています。
根本的な作用に目を向けると、ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。
とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです。
 
最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。
昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。
大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
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