必要なのは習慣を「選ぶ力」

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必要なのは習慣を「選ぶ力」
 
年齢を重ねてきた結果、ホルモンの分泌が変動期にさしかかっている。
 
また、私たちが現代に生きるかぎり、大気中や日常生活、食べるものから有害なものが体内に入ってくる可能性が大きいということ。
さらに、忙しいからといって簡単な食べものだけですませることが、からだをじわじわと老化させています。
 
これまでは、日々の慌しい生活に流されて、食べるものも生活スタイルも「なんとなく」選んできた、という人が多いかもしれません。
 
しかし、なんらかの不調や、気になる老化サインを実感しているなら、いまこそが生活習慣を変えるチャンスです。
 
よく、「生まれ持った体質だから仕方がない」とか「親も中年期以降に太ったから」「親戚に糖尿病が多いから」などとあきらめてしまう人がいますが、あきらめてしまってはもったいない!
 
最新のアンチエイジング医学で、生活習慣と遺伝子について研究された結果、遺伝子が決めるファクターは2~3割程度で、環境が決めるファクターのほうが7~8割程度、ということがわかってきました。
まり、生まれ持った遺伝子によってすべてが決まるわけではなく、生活環境を自分なりの努力でコントロールすることは、かなりあなたの人生にプラスの影響を及ぼすのです。
 
漢方の世界でも、「先天の気」と「後天の気」という考え方があります。
先天の気とは、その人が生まれながらに持っているエネルギーのこと。
生まれた段階でその総量が決まっていて、年齢とともに減少しますが、「後天の気」は日々の暮らしの中で補うことができ、努力次第で蓄え、増やすことができると考えられています。
 
あなたの老化のしやすさも、病気のかかりやすさも、これからのやりかた次第。
あなたの行動によって変えられるのです。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
 
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 「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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